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といっても、G1の話じゃないです(笑。つまりは2歳のスペシャルウィークとステイゴールド産駒に関する話です。
まずスペシャルウィーク。スペシャルは1年目はウェルバランス筆頭にピサノフィリップ、スペシャライズ、クールセレクトらダート勢、サンバレンティン、ヒシシンエイといった芝勢と、芝、ダート両路線とも1000万下までが限界で1600万下が壁になっている馬ばかりでした。 そして、2年目の産駒ではシーザリオ、インティライミ筆頭にコマノハイ、ミヤビキララ、ビッグファントム、ダンツタイガー、スムースバリトン、パリブレスト、ジョリーノエル、アルキオーネら芝勢、テイエムカミガカリ、リードオフマン、アイノグレース、スペシャリストらダート勢と、芝ではG1の1,2着馬、G3馬と重賞馬3頭を輩出、ダートは1年目と同じく1000万下までが限界で1600万下が壁となっています、 この過去2年の産駒でみられる面白い傾向があります。 まず血統別で考えてみます。 初年度産駒・芝の母父 1 ノーザンテースト 4- 1- 1-16/22 2 ノーザンダンサー 3- 0- 1-17/21 3 ボールドルーラー 2- 0- 2- 6/10 4 ダンチヒ 2- 0- 0- 8/10 5 ミスプロ 1- 5- 1-25/32 6 ヌレイエフ 1- 4- 1- 9/15 7 トニービン 1- 1- 2- 7/11 8 ロベルト 1- 1- 1-10/13 9 デピュティ 1- 1- 1- 6/ 9 10 チェック母父馬無し 0- 1- 2-13/16 11 アリダー 0- 1- 0- 5/ 6 初年度産駒・ダの母父 1 ミスプロ 9- 4- 8-41/62 2 ダンチヒ 5- 2- 3- 6/16 3 ノーザンテースト 2- 0- 0- 5/ 7 4 ヘロド 1- 0- 1- 2/ 4 5 チェック母父馬無し 0- 1- 3-17/21 6 ノーザンダンサー 0- 1- 1-17/19 7 ロベルト 0- 0- 1- 7/ 8 ※血統の分け方:ノーザンダンサー系はダンチヒ系、デピ系、ヌレイエフ系、ノーザンテースト系、その他をノーザンダンサー系としています。 まず一番目に付くのは母父ミスプロです。芝では2着までですがダートでは9勝2着4回3着8回と大きな違い。ではこの配合の特徴を。 ピサノフィリップ、ビッグサクセス、チザルピーノ、ブーゲンビリアと勝ち上がった6頭中実に4頭が初ダートで勝ちあがっています(スペシャライズは初戦ダ4着、2戦目芝、3戦目ダ替わりで勝ち)。そして1勝した後もダート路線で堅実に走っているのが特徴でしょうか。つまり ★スペシャル×ミスプロはダ替わり初戦を狙え。ダ替わりで勝ち上がった馬はその後ダート路線で堅実に走る ということでしょうか。芝はヒシシンエイ1頭が2着大王として頑張っているぐらいです。 他の母父ですが上位のほうはほとんどが1,2頭の馬だけで稼いでいるものなので評価保留です。 続いて2年目の産駒です。 2年目産駒・芝の母父 1 ノーザンダンサー 14- 10- 5- 87/116 2 トニービン 5- 7- 3- 23/ 38 3 テスコボーイ 5- 4- 3- 19/ 31 4 ノーザンテースト 5- 2- 4- 19/ 30 5 ロベルト 5- 1- 3- 20/ 29 6 ミスプロ 4- 1- 4- 18/ 27 7 ネヴァーベンド 3- 5- 2- 17/ 27 8 ブラッシンググルーム 2- 1- 0- 5/ 8 9 ボールドルーラー 1- 2- 4- 17/ 24 10 チェック母父馬無し 1- 1- 7- 38/ 47 11 ヘロド 1- 0- 1- 11/ 13 12 マッチェム 1- 0- 0- 3/ 4 2年目産駒・ダの母父 1 ノーザンダンサー 5- 2- 5-26/38 2 チェック母父馬無し 3- 1- 2-39/45 3 ダンチヒ 2- 2- 1-10/15 4 ボールドルーラー 2- 2- 1- 5/10 5 ノーザンテースト 1- 2- 2- 9/14 6 ミスプロ 1- 2- 1- 6/10 7 ヘロド 1- 1- 0-15/17 8 ロベルト 1- 0- 0- 9/10 9 デピュティ 1- 0- 0- 1/ 2 10 トニービン 1- 0- 0-10/11 11 ネヴァーベンド 1- 0- 0- 5/ 6 12 リボー 0- 2- 0- 3/ 5 13 ブラッシンググルーム 0- 1- 0- 7/ 8 さて、2年目。1年目であった傾向のチェックから。母父ミスプロをみると芝での勝ちが多くてダートはいまいち。しかしこれは母父ミスプロの馬がたった5頭しかいなかったのを考えると評価は保留したほうがいいかも。ただリードオフマンは初戦芝で勝ち上がりましたが、その後ダートで500万下を勝ち、芝を数戦挟んだ後、ダートの1000万下で2連続で好走してるのでこの傾向はあっているのかも。 2年目の産駒で目に付くのはやはり芝の母父トニービン。7頭中4頭が勝ちあがっています。しかし気になるのは1つ勝つのに苦労し、勝ったあとも苦戦もしくは煮え切らない2,3着の競馬が続くような傾向があります。 次に母父テスコボーイ。ダートはまったくダメですが芝の成績は4頭走って2勝馬2頭、1勝馬1頭で5-4-3-19という成績。これはもしかしてスペシャルの一番勝ち上がり率のいい配合なのかもしれません。小回りが向く配合なのかな? 他の母父はほとんどが1,2頭のみで稼いでいます。 とまぁ、傾向を見るとほとんどの配合が特定の馬だけで稼いでいて毎年それが違うということでしょうか。母父ノーザン系が相性いいのはわかりますが多すぎて絞れないですね。で、まとめなんですが配合だけでいえるのは母父ミスプロはダート替わりで来てその後、堅実に走るって所だけかなぁ。 で、その傾向から今年の2歳の産駒を見てみると母父ミスプロが今の所8頭。そして芝で2勝のクリノスペシャルと芝で1勝のサルトリーガールが勝ち上がり。そしてなんとダートはクリオネビコー1頭しか使ってないんですよね。残り7頭のダ替わり初戦は注目ですね。クリノスペシャルはダート使わないだろうけどw。 要チェック:エヴァブルーム、ジャックカチドキ、ユキノマーメイド、ダンツシラオキ、スペシャルプレイスのダ替わり。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月12日 01時44分14秒
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