天空の国 モンゴル紀行1
ここはウランバートル市内、ガンダン寺というチベット仏教のお寺で。DSC_4964 posted by (C)虹の番人マニ車という仏具。中にお経が入っていて時計回りに回した数だけお経を唱えたことになるのだとか。そういえば小さい頃、これの小さいのが家にあって、私の記憶ではなにか段取りを考えるときに回すのだと父は言っていました。もちろんうちは、チベット仏教徒ではないのですが。それにしても市内はものすごい渋滞。インフラが整っていないのにいきなり車の数が増えて、通訳の方が笑い話で言っていましたが、「道行く知り合いに車に乗っていくか?と聞いたら急ぐから歩いていく。」と言われるぐらいのノロノロ運転です。そこに走っている車は、どれも中古車ばかりで、よほどの金持ちしか新車には乗れないそうです。通訳の方がおっしゃるには、ウランバートル市内の半分の乗用車はプリウスだそうです。もちろん、最新型のプリウスなど1台も見つけることができず、初期型の一番古いやつばかりで、DSCN6680 posted by (C)虹の番人この車。一時期は日本でもたくさん走っていましたが、一体どこに行ってしまったのだろうというぐらい少なくなったと思ったら、中古車が、こんなところで第2の人生を送っていました。この車は、5年ほどすれば70万円もするバッテリーを交換しなきゃいけないような話を聞いたことがありますが、現地の人に言わせれば全然そんなことはなく、場合によっては点検してダメなバッテリーを別の程度のいい中古のバッテリーに取り替えれば充分使えるとのこと。市内にはそんなプリウス専門の修理屋さんが最近いくつもできているそうです。次にこの前モデルチェンジしたその前の型のプリウスがが走っています。現地では燃費の良さでプリウスは大人気だそうです。車ついでに、まるでガラパゴス諸島にでも踏み入れたような車も走っていました。DSCN6798 posted by (C)虹の番人ロシア製のUAZという、ワンボックスとは聞こえが良すぎるかな?無骨な仕事用の車という感じで結構走っていました。どうやら、今でも新車が量産されているようで結構綺麗な車が1958年と同じような姿で作っているそうです。これまたどうでもいいのかもしれませんが、現地では、ロシアのことをゥロシアと発音しているように聞こえました。その、20分ぐらいで行きそうなところを1時間以上もかけて通り抜けたら今度はこんな感じです。DSC_4973 posted by (C)虹の番人天気が悪く、モンゴリアンブルーには程遠いのですが、見えるところは草原と丘と山その先には空と地上の境目、そして空が広がっておりました。こんなに広い国土には、人の数よりもちろん家畜の数が多いです。それこそ、そこらじゅうに家畜がおりました。人口はたった300万人の国に、家畜は一体何頭いるのでしょうかというぐらい、たくつさんの家畜それはいろいろなところにおりました。DSC_4983 posted by (C)虹の番人こんな感じ。もちろん家畜が放牧されているということは排泄物もそのままなわけで、それこそそこらじゅうに落ちていました。しかし、すぐ乾燥するので、匂いは全然といっていいほどありませんでした。それこそ、奈良公園とかのほうが、匂いはすると思います。また、遊牧民の冬場の燃料にもなるということでたまりすぎることもないのでしょうし、そもそも、家畜の餌になる草原の草の肥やしにもなっておりのだと思います。昨日は市内のホテルでしたが、今日はツーリストキャンプと呼ばれる、遊牧民が使うゲルというテントのような建物で泊まりました。DSC_5071 posted by (C)虹の番人これです。中には薪ストーブとベットがあるだけの簡単なもの。この宿泊施設は、いたるところに有りモンゴルではポピュラーな宿泊施設のようです。続く。もちろん、今年のテーマ 「やりとげる!」本日の晩飯。ポーズというパオズに似た肉団子を皮で包んだ食べ物。でした。それにしても量が多く、昨日も1人前頼んでも食べきれないほどでした。それではまた。