2005年2月シミランクルーズ3日目2005年2月シミランクルーズの旅3日目2005年2月12日(土) 一夜明けて船は今回のダイビング・クルーズの最北端、リチュリュー・ロックにやって来ました。 この日は海峡が良くて一日4本全部リチュリュー・ロックで潜れたラッキーな日らしい。 多分ラッキーなのだろうが、私的には透明度は悪いし流れは強いしであんまり嬉しくなかったような。 透明度は水深25mくらいのところは特にひどくて5mもなかった。 今日のガイドはMasa君で、アシスタントが現地人と間違われるというウーさん。彼は見た目はサモアかどこかの現地人っぽくて、ちょっと引く人もいるかと思うが、すごくシャイで可愛い性格のようです。 1本目は、大きなシーホースがいるというポイントへ。 エントリーした瞬間、緑色の海に、砂地にはガンガゼがいっぱい。しかも伊豆でもおなじみの普通のヘヤガラがいっぱいいて、まるで夏の透明度の悪いときの伊豆のような風景。 シーホースがいるという水深25mくらいのところは冷水玉ができているみたいでさらに透明度が悪く、ふと横にいたはずのガイドに目をやるとかろうじてフィンが見える程度。 シーホース探しどころではないので、水深をあげてトマトアネモネフィッシュがいるあたりをウロウロする。 このトマトアネモネフィッシュは日本では見れないから相当めずらしくて一生懸命撮ろうとするんだけど、ものすごい動き回るからうまく撮れない(結果が↓) なんとなく、消化不良のまま1本目は終わり。 見た魚:オニアジ、クロヒラアジ、カクレクマノミ、ワモンダコ、キンエンフエダイ、トマトアネモネフィッシュ、クマノミ、スカシテンジクダイ、バリアブルーラインドフュージュラー、スカンクアネモネフィッシュ(セジロクマノミのインド洋版)、ギンガメアジ、キンセンフエダイ 2本目は、エントリー後われわれはウーさんについて行き、Masa君は先にシーホースを探しに行った。しかしシーホースは以前いた場所から消えていたらしい。 マクロ好きなわれわれのために、シーホースの代わりにニシキフウライウオを見せてくれた。ニシキフウライウオは去年伊豆には現れなかったので、見たのは久しぶり。 見た魚:ニシキフウライウオ、インドパシフィックトビー、タコクラゲ、ギンガメアジ、キンセフエダイ、ホソフエダイ、タコクラゲから出てきた不思議なイトヒキアジの幼魚のような物体。 3本目もリチュリュー・ロック。 インド洋固有主のジャンズパイプフィッシュを見た。2匹いたけどうまく撮れず。 見た魚:オニアジ、ギンガメアジ、モヨウキカイウツボ、ヨウジウオ。 4本目はオプション・ダイブ。 本来なら16:30からブリーフィング開始だったのに、回りの船の動きが怪しくどうもジンベイがいるらしいとのことで、急遽16:20頃ブリーフィングもすっ飛ばして船の後ろに集合。 エントリーすると流れがすごくて、中層を泳ぐのは困難な状態。 ガイドさん達は中層にジンベイを探しに行って、ゲスト達となぜかマーシーさんは岩につかまってジンベイが来るのを待った。 最初は必死で中層をながめてジンベイの影を探したがそのうち飽きて来たので、岩の周りのマクロ探し。 ここの海はふと気がつくとすぐそばにオニカサゴがいて、岩につかまっているときも、「あの場所いいな」と思って移動しようとするとちょうどつかまるのによさそうなところにオニカサゴがいる。ひどいときは私が移動しようとした瞬間にオニカサゴがどこからともなくやって来て人間よりすばやくササッとその場所を横取りした。流れを避けていい場所で休みたいのは、オニカサゴも人間も同じってことか、、、? 結局ジンベイザメは現れませんでした(前日は船が3隻しかいないから、出たらしい)。 見た魚:スマ、ジャイアントフュージュラー、バリアブルーラインドフュージュラー、ギンガメアジ、↓のようなカエルウオ系の魚達 この日は疲れていたので、夕食後ほとんど飲みもせずさっさと寝てしまいました。 しかし風邪を引いているせいか、冷房が効いた部屋で寝ていても寝苦しく、夜中の2時頃デッキに出て星空の下で寝ようと試みた。 実は一人タイ人クルーが毎晩デッキで寝ていたのは知っていたので、彼を起さないようにそーっとマットのところまで行って、寝ようとした。 もちろん気づかれて、親切なそのクルーは自分の枕を貸してあげようかなどと話しかけてくる。 タイ人って本当にみんな親切だなー。 結局風が涼しすぎて1時間ほどそこで寝た後、部屋に戻ったけど、星空を見ながら寝るのもおつなものです。 4日目へ |