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カテゴリ:コスメ
少し前にどうしても気になって買ったこのパレット。
ケースからしてお洒落で 中身もとても美しいのですが (使い始めた後の画像ですみません) いまだに使いこなせてません(爆) 同じおフランスものでもディオールのシャドウは色出しも質感も カジュアルからフォーマルまでオールマイティなのですが ゲラン様はどう頑張ってもカジュアルにはならないのです。 もちろんそういうブランドじゃないってことはわかってるつもりだったけど 軽くひと塗りしただけでもうご近所のスーパーにも行けないような「よそ行き感」が出てしまう。 さてさてどうしようか、このまま観賞用かな…と思ってたら この本にいいことが書いてありました。
ショッピングとは、ただ単に物を買うという経済上の行為に留まらず、想像力をきたえる行為にもなりうる。ちなみに私が、仕事を終えた後の午後の散歩の途中でショーウィンドーの中に、気になるハンドバッグを見つけたとする。それで中に入り、見せてもらい、値段を聞くのだがやはり高い。もちろん他の女同様に、私も熟考する。…だが、結局は買ってしまう。と言って、すぐは使わない。 ここからがショッピングの効用の最たる分野が始まるわけだが、何日もの間書斎の一角に置き、仕事に疲れたときなどにチラチラ眺めながら、これをどの服と合わせれば活かすことができるか、と考えるのだ。仕事が終わる午後には実際にその服を着け、バッグを手に鏡の前に立っての実験も欠かせない。 要するに、その品を買ったことによって、私の想像力が刺激を受けるのである。そして、想像力とは筋肉に似て、使わないと劣化するという性質を持つ。 (236~237頁「価格破壊に追随しない理由」より引用) 想像力は使わないと劣化するというのはここ数年痛切に感じていることです。 それならこのゲランのアイシャドウを部屋の片隅に置いて家事の合間にでも眺めながら どのチークやリップ、どんなテイストの服と合わせればいいか考えて 手が空いた時に鏡の前で実際にタッチアップして服も身に着けて… なんてことをするとひょっとしたら私の想像力もきたえられるかも。 もっとも私はこの本の著者のように賢くないので 実験中に帰宅した主人に驚かれるだけかもしれませんけどね。 でもどうせならお蔵入りと決める前に試す価値はありそうです。 安いお買いものじゃないから元は取らないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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