カテゴリ:自然
12月19日は新横浜で、熊谷たみ子さんとFOBのライブがありました。
ジャズとアイヌ民族の楽器、トンコリの演奏と歌、それから熊谷たみ子さんの歌で、 心の奥深くから、魂からあったまるようなパワフルなライブでした。 初めて生で聴く、トンコリの音色も美しいのですが、それ以上に母鶴の切ない鳴き声、 澄んだ音色が心に沁みました。 ジャズは横浜の馬車道・野毛の風が伝わってくるような、ブルーライト横浜の歌まであって、 トランペットと音色が自由自在に心に飛び込んできました。もちろん、ピアノもピアニカも ギターもドラムもボーカルもいい感じで、横浜のジャズを生で聞いたの、初めてだったんだけど、 この日の満員御礼コンサートは、忘れられないものになるでしょう。 だって、ソウルフルな音色っていうのか、魂の出会いみたいなのを感じたからです。 あの、音楽に垣根なんてないと思っているから、心に響く音に出会うときっとそう思うんだと。 3年ぐらい前でしょうか、明治神宮で「命の森」という版画の展示がありました。 その時に、神宮の森に初めて通ううちに、だんだんと北の森、人が関わり働く森、生活の森に 心が動いていきました。明治の歴史といえば、、無意識のうちに、北の森、北海道の森へ心が動きました。 そんなときに、本屋さんで「アイヌ式エコロジー生活」浦川治造さんの場合、に出会いました。 その本の中で紹介されていたのが、TOKYOアイヌの映画のことでした。 特に何をするでもなく、静かに待っていました。映画の完成する日を。 それが、映画の完成後に、映画のスクリーンを背景にした、アメイジンググレイス、 ジャズも北海道の民謡もビートルズのイマジンもいっしょになった、生の響きだったのです。 いったい全体、このライブに今年お友だちになった人と3人で行くなんて、想像できたでしょうか?まったくも想像しないことでした。 「ものごとの誕生には、それに先立つ歴史や忘れてはならない人間の存在と心、魂があるということです。」 ~~~~映画のパンフレットの、人間らしい人間、についての文章から。 いのちのわ、120席満員のみんなが手をつないで、ワンダフルワールドをうたって、 繋がっているのが見えました。 ところで、リンクさせていただいている、沖縄の久米島の素敵な写真、 人間っていいなぁ、かっこいいなぁ。 きれいな海も川も、水の流れも人の流れも、守られますように。 久米島ホタルの国から アイヌ式エコロジー生活 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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