2015/12/13(日)12:57
猫ドア
庭にはナラの木の枯葉が舞い落ち、喉もとの赤い小鳥が時々何かついばみ、
南仏の小さな町の誰かの家の庭には赤い柿がたわわに実り、
オリーヴの実も実り、バラの花も満開。南仏の12月は不思議。
11月後半に家にナラや樫の木の薪を運んできたくれた人は
太陽のさす日にオリーヴの実を摘むのだ、と話していた。
ちなみにオリーヴオイルも造って販売しているみたい。
確かに薪だけで一年間分の収入を見込めるわけではないから。
クリスマスから年始に向けてノルマンディとパリに行くことになった。
南仏の2倍冷えるわけで、いざ覚悟。
でも、家の中はうちより暖かいはず、と期待。
猫たちは南仏に残してゆくので、猫たちが自由にベランダに
出入りできるようにいろいろ工夫していたら、夫が思い切って
板一枚張ったほうがいいんじゃないか、とか言い出して、
一昨日から板一枚の一部を切り抜いて
あとは猫用の小さな扉をとりつけるばかり。
餌はお隣の猫友達の方に時々様子を見てください、
とお願いしてゆくつもり。
細い板をくり抜いてプラスチック製の猫ドアをはめ込み、
下の写真のようなものにする予定。
くり抜いたのは夫。
電動のこぎりは古い型のものだからか、
板の上で踊りかねない勢いで注意して使わないとダメっぽい。
私もいつか板をハート型にくりぬいて小さな家具なんか造ってみたいな、
と思っていたが、あの電気のこぎりの迫力を見てやめにした。
とりあえず、くりぬいたら、今度は
小型の電気工具でプラスチックドアを固定するための釘を打つことに。
昔、日本にいた時、やはり猫がいて、猫ドアつきのドアを注文したら、それは大きなドアだったので一枚5万円だった。
川下 笑里歌さんの心洗われるハープ演奏