2022/06/19(日)02:17
野菜スープをこってりさせる葉っぱ
野菜スープをこってりさせる葉っぱの中にはニオイスミレの葉っぱがある。
春先だけではなく、一年を通して使える。
他の野菜と炒めて食べたり。
菩提樹の葉っぱもサラダになり、スープに入れれば、こってりするようだ。
ここから、こってりスープの話しから脱線します。
野菜スープと言えば、フランスで ortie と呼ばれる草があり、
これをジャガイモと煮込んで野菜スープに。人参を一本入れると美味しさが増す。
これをミキサーでこすと、何となく緑茶っぽい感じ。
ortie と呼ばれる草は、さわるとひりひりと痛むので、手袋をして摘んだりする。
イラクサのことらしい。
イラクサ、と言えば。
12人の王子と一人の姫の童話がたしかあって、
姫が魔法で白鳥に去れた王子達を助けるためにイラクサでセーターを編んだ
とかいうお話ありませんでしたっけ?
イラクサで編んだセーターなんて拷問以外に着れたものじゃないだろう、
とは思いつつ。
子供の頃、読んだきりなので、記憶は曖昧。
どれくらい間違っているか、あとで調べてみようと思います。
さて、無花果の葉っぱは煎じて飲む。
血圧降下や糖尿病などいろいろ身体にも良いそうだ。
イラクサでセーターを編む、という童話。
作者 ネタに困らない案出る千 もとい 編んでる千 いや、アンデルセン。
題名 白鳥の王子
王子は11人。実は魔女だったという継母に魔法にかけられて白鳥にされる。
継母が悪役にされる童話ってちょくちょくありますねえ。
イラクサを足で踏んで糸にし、そこから布に織り上げて服を縫う。
セーターではなく、シャツだった。
イラクサを足で踏んで、と書いてあるが、素足で踏むなんて、まさに拷問。
木靴を履いて踏めば、なんとかなったのでは、それじゃ魔法はとれなかったんだろうか。
あ、でも、イラクサのとげで傷ついた姫に一目ぼれした王子が現れて結婚したわけだから、
木靴を履いていたら、王子との結婚には巡り合わないのか。
王子と結婚して双子の子供を産むなんて話は全く記憶に残ってはいない。
姫が白鳥の王子たちにようやく作ったシャツを投げかけて
みるみるうちに人間に戻ったのだけを覚えていた。
子供心に辛いことがある時は、自分も今はイラクサでセーターを編んでいるが、
いつかはいいことがやってくる、と教訓の一つにしていた気がする。
あ、セーターじゃなくてシャツか。