カテゴリ:ざっくばらんにひとりごと
京都の二大百貨店は高島屋とこの大丸になるのですが、歌舞練場の衣装も一手に担当されます。例年4月に開かれる祇園甲部の‘都をどり’は、水色地にしだれ桜の刺繍が入ったものですが、毎年、意匠を変えて仕立てられ、また一度きりのため、袖を通したものは歌舞練場の売店でティッシュケースなどの小物にリサイクルされて販売されます。水色は舞台の赤に映えやすいため代々の伝統色になっているそうですが、この、西陣織の短い‘だらり’の付け帯に、肩上げした京友禅のお振袖。地元京都の百貨店は「いかにも京都!」なのでした。舞妓さんが着たお着物で作った小物といってもね、舞妓さんの匂いはしませんから、念のため。
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Last updated
2013.07.20 20:01:28
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