老父のつぶやき

2024/02/18(日)22:57

たつの市音楽祭

コーラス(745)

2月17・18日に行われた「たつの市音楽祭」は延べ600人を超える観客で盛況下に終えることができた。合唱の部・器楽の部に分かれ、もう10年以上の付き合いになる実行委員が運営し、私もその末席を汚している次第。 16回を迎えたが、ここ4年ばかりはコロナに叩きのめされ、昨年やっと「歌うときだけマスクを外して良いが、間隔を1,5m以上空ける」こととして再開したが、ステージはこの基準を守ると30人程度が上限となる。合唱連盟所属団体による100人のステージと観客が一緒になった「赤とんぼ」の合唱はできず、やっと今年実現できた。歌うことの欲求は老若男女問わずにあり、観客評価も高かったのが嬉しいことだった。 コロナ禍ではともかく呼吸を使っての演奏が何より嫌われ、確かに唾に混じってウイルスを拡散させうる声楽などはもってのほかであった。その代わりに弦楽器、打楽器による演奏、例えばカリンバという指で弾くような弦楽器が現れた。初めて見る楽器だ。音楽を楽しむということは状況に応じて使うものも変わるようだ。ギターアンサンブルとかも増えたように思う。吹奏楽系でも鍵盤ハーモニカを使うグループも出てきた。なんとなくリードがフィルターのようになっている気がしないでもない。 変遷を感じた音楽祭だったが、何よりも変わったのが2月とは思えない暑さ!コートはもちろん、セーターでも汗をかくほどだった。その上、ステージの照明となれば、歌い終わって「ふぅ〜」だった。今回の我が団の曲は「秋桜」(さだまさし)「愛の花」(あいみょん)だったが、これが奇しくも紅白の曲順だった。 しんどく、楽しい2日間だった。

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