RSメキシコ駐在記

2007/08/28(火)20:53

ボールを取られないための初めの一歩

内緒で上手くなりたいアナタへ(17)

自分のところにボールが回ってくると取られてしまう。 出来れば、なるべくボールを触りたくない。 そこまで深刻じゃなくても、自分のところではボールを失いたくない。 なんて思ってる人結構多いと思います。 「ボールを取られない」というと、特別なテクニックを連想するかもしれません。 たとえば、小野伸二のようなトラップやC.ロナウドのようなドリブル・・・。だけど、そんなの非現時的ですよね じゃあ、どうすればいいんでしょうか?? まず、なんでボールがとられるか考えてみましょう。 「相手が自分よりうまいから??」 う~ん、違う。 下手だから必ず取られるわけではないし、うまいからとられないわけでもないですよね。答えは、DFの間合い(DFにとってボールを取りやすい位置)にボールをさらしてしまうから。 言い換えると、自分より相手がボールに触りやすい状況になってしまうからです。 でも、フットサルやってて相手にボールを触らせたい人なんていないですよね。 じゃあ、なんでそうなるのか? いろいろあるけど、どこにコントロールすれば良いかわからない、プレーの始動が遅い、 ボールコントロールがまずいなどが考えられます。 どこにコントロールしていいか分からないのは、ボールしか見ていないから。 プレーの始動が遅いのは、ボールをもらってから次を考えてるから。 コントロールし損ねるのは、次に気を取られてボールに集中できていないからなどの理由があります。これらを改善していくには、事前に次のプレーを考えておく必要があります。 そのためには、周りを見て状況を掴んでおくことが不可欠です。 具体的には、パスが来る前に次のものを見ると良いと思います。 1.自分の守るゴール(主にディフェンス時) 2.自分の攻めるゴール(主にオフェンス時) 3.ボールのある位置 4.見方の位置とスペース 5.相手の位置とスペース これら5つを見ておけば、次のプレーのイメージを作ることが出来ると思います。 次のプレーがイメージできれば、どこにコントロールすればいいかわかるし、始動も早くなるし、ボールコントロールにも集中できます。もちろん、パスが来てから見るのも大切ですが、こちらはどこにコントロールするかの「確認」です。 今日考えてきたように、「見る」事によって自然に次にどのようなプレーをすればいいか「考える」ことができます。 考えるテーマは「どう攻めるが」(もちろん状況によっては「どう守るか」にもなります)だけど、これはまたの機会に考えてみたいと思います。お楽しみにっ

続きを読む

総合記事ランキング

もっと見る