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花畑風来の今回のテーマは、
「マーヴェリック」と「浮かんで通る」 この二つの言葉の結びつきなのす。 この映画。あらゆるジャンルの役を 自分のものとしてしまうジョディー・フォスターの 演技力が光る。 あらすじ アメリカ西部開拓時代。 賭博師でペテン師のマーヴェリック(メル・ギブソン)は、 四ヶ月後に開かれる西部最大のポーカー大会への参加を目指 していた。 酸化料は2万5千ドル。 賞金は50万ドル。 マーヴェリックにからむのは、美人スリ師のアナベル(ジ ョディー・フォスター)、それにペテン師保安官クーパー (ジェームズ・ガーナー)。ポーカー大会の会場に向かってこの三人の騙し合いの旅が始まるのだが。。。。。。。 この映画を観る’きっかけ’となった言葉。 「浮かんで通る」 ある日、花畑風来が、喫茶店でコーヒーを飲みながら 新聞を読んでいると、隣の席から、こんな会話が聞こえてき たのです。 「先生、先生に相談したい事があるのですが、聞いてい ただけますか。」 「なんや、なんや、聞いたるさかい、言うてみな。」 「実はですね。私。人から言われた事に、すぐキズつい てしまうのですね。 人の言葉に影響されて、そればかり気になってしまい 何も手につかなくなってしまうのです。 なんとかならないものでしょうか。」 「ほーう。ガラスの心を持っておったんか。 おまえの心は、おまえの顔と会わんのう。 その顔で悩んでおったのか。おまえ、可愛い奴やの。 わかっちょる。わかっちょる。 答えは簡単、簡単。 浮かんで通れ。」 「??? 浮かんで通るのですか。」 「そうや、浮かんで通るんや。 おまえ、’マーヴェリック’って映画観たって言って たやん。人にキズつけられた時だけ、あの三人のよう になればええのや。」 「??? 三人と申しますと、あのジョディー・フォス ター、メル・ギブソン、ジェームズ・ガーナーの三名 の事ですか。 「そうや、そうや、おまえの話し方。品があるのう。」 「でも、あの三名は、ギャンブラーで、サギ師で、 スリで、ペテン師ですよ。 私といたしましては、あのような人達にはなれませ ん。」 「あのな。わしはな。奴らの遊びの精神を真似しろ! と言うておるんじゃ。」 「遊びの精神ですか。」 「おまえさんによくわかるように、わしが創った詩を 読んだるさかい、よう聞いとれや。 心がキズついて どうしようもない時 何かにとらわれて 身動きできなくなった時 心の塊のすぐ上を 笑いながら 通り過ぎてみよう 自分の心をペテンにかけ 鼻歌を歌いながら 気がつけば 君を悩ませたあの塊は 君のうしろに居て さよならの手を振っている 「どうや。わかったか。浮かんで通るとは こういうことや。」 「先生。よくわかりました。 先生は、詩人なのですね。 ところで。 浮かんで通るの事をもっと詳しく知りたいのですが、 心理学関係の本に載っているのでしょうか。」 「どの本で知ったか、もう忘れてしもうたわ。 とにかく、わしは、辛い事があった時、 浮かんで通る、浮かんで通る、と、わし自身に 言い聞かせているうちに、いつの間にか、 眠ってしまっておるんや。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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