RUBAN gabu

聞きなれない名だが、7日夕刻のTVローカル番組の「今日ドキ」で「ベアドッグ」を紹介していると家内が飛んできた。

急ぎTVを観ると、断片的だが内容は理解できた。

途中から観たので詳細は解らないが、オホーツク方面の岩井〇〇さんが　犬2頭を使い小便でニオイツケをさせて熊を追い払う内容でした。

夜間自動カメラで撮った動画では　確かに臭いに気づいた熊が畑に侵入しないで帰って行ってました。

オオカミを嫌うDNAがあるのかもです。　

私も　今年の春から管理している施設の敷地内や周囲の道に、犬の糞尿でニオイツケを続けています。

昨年は敷地内に侵入した熊が先任の管理人さんをつけまわした経緯があり、それも理由の一つでやめました。

その時の様子はビデオにとられています。

そのような経緯でヒグマ防除隊の私が引き継ぎました。

20年以上前のことですが、本州の山奥に１軒だけで住んでいる小さな子供もいる家族のお父さんが、子供の通学路の細道のわきの木に小便をかけにニオイツケをしているのを紹介したTV番組を観ました。

熊に「小便の上がけ」をされないように頑張ってできるだけ上にかけていたのも思い出しました。

春からアルのニオイツケを続けていて　・・・

熊はニオイのする場所を避けています。

それを証明する証拠はこれだと提示するのは難しい状況ですが、昨年とは全然違うと感じています。

奥山で熊を追いかけたり、人里に出没する熊対策をしたりしての経験から、熊の痕跡には敏感になりました。

ちょっとした痕跡から熊の歩いた跡をたどれるようになりました。

近くを通る熊の跡は、アルのニオイをつけた場所は避けています。

最近は寒いので窓を閉めていますが、９月上旬までは夜も網戸だけで窓は開放していました。

アルは動物の気配を感じるとそれなりに騒ぐのですが、タヌキ、ウサギ、アライグマに対しての反応と熊に対する反応は違いますのでわかります。

夜間　熊かなと思うときはリード付で外に出しおもっきり吠えさせました。

山奥なので1キロ先まで聞こえます。

先ほどのTV番組をみて　熊を地近づけないようにするために犬の活用もアリだと自信がが持てました。