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2005年11月04日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
ふと、社会人が法律実務家になる道について考えてみました。


私が司法書士になろうとしたキッカケは、
会社の経営陣による不祥事、それを原因とする経営悪化
および私たち工場労働者への果てしなく続くボーナスカット、
社宅の廃止、住宅ローンの返済に困っている同僚たち、
外面は変えたが、現場では変わらぬ上意下達、
能力が正しく評価されない不満、
それらの不満が現場での仲間同士の揉め事を作り出していること、
などでした。


家族がいて生活に余裕が無い労働者・社会人が
はたして法律実務家になれるのか?
また食っていけるのだろうか?
確かに一方で、社会に対する自分なりの視点から
自分のやりたいこと、こころざし、はあったのですが、
会社を辞めるとき、このことは、重要な問題でした。


当時、司法制度改革が叫ばれる中で
ロースクールという新しい制度が取り上げられていました。
その趣旨は、「法学を専門に学んだ人以外にも広く法曹会への門戸を開く」とか、
「従来の司法試験は人間や社会に対しての生きた見方をもてない受験生を多く生み出してきた。
生きた社会に対するバランス感覚を持った人を法曹会に招き入れたい」とか、
であったと思います。(ま、単にアメリカナイズなのかもしれませんが)


私は当初司法書士をめざすか法曹をめざすかで、
迷っていた時期がありました。
が、私には選択の余地はなかったのです。
生活に余裕などなく早急に食べていく道を
しかも自分のやりたい法律実務家としての道を
つけなければならなかったからです。
(まだ解決はしていません。)


2年も3年も何百万もかけて学校になんか行ってられない。
学校を出たとしてもいつ食っていけるか分からない。
定年退職者や高給取りでもあるまいし
自分には無理な話だと思いました。


それよりも早く簡裁代理権を取得して実務経験を積んでいくほうが
やりたいことをして、収入をより早く得ていくという目的に合致すると考えました。
その中で登記業務よりも訴訟業務を中心にしたいと思えば
簡裁代理の実務の経験を基礎に法曹への道を考えてもいいとも思いました。。


私はロースクールや新司法試験制度についてあまりよくわかっていないので
感覚的なことしかいえませんが、果たして、司法制度改革が
本当に「人間や社会に対して生きた見方を持っている社会人」に対して
門戸を開くことになっているのか疑問に感じます。
予備校のパンフレットでロースクール合格者を見ても相も変わらず高学歴者が多いし、学生も多いからです。
実務色を強めたという点では司法書士試験の制度趣旨に近づいてきたのかなという観もありますが。


私は、自分の経験から、まだ司法書士試験制度のほうが
幅広い社会人に対して、法律実務家への道を開いているような気がします。
なぜなら合格者に高卒で社会人という方が結構いらっしゃるからです。
実は私もそのうちの一人です。








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Last updated  2005年11月04日 15時06分39秒
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