カテゴリ:こどものこと
お盆だというのに、集合住宅の双方の実家は、子連れで訪問するにはちょっと狭すぎ、また別に来いとも言われないので、「帰省」というのは我が家の辞書にはありません。
お父さんと二男は日帰りで海へ。長男は学校の友達と外へ遊びに行ってしまい、末娘と自堕落なごろごろタイムを楽しんでいるとき。4歳の末娘が言いました。 「ねえねえおかあさん、このあいだ見たまほうつかいの出てくるビデオ見たいな~」 えっ?今、なんて言ったの? 「だからぁ。まほうつかいが・・・・」 えっ? 「まほうつかいだってばあ!」 何度聞いても、彼女の口からははっきりと「マホウツカイ」と。 つい、2,3日前まで、「マソースカイ」とたどたどしく言っていたのが舌ったらずでかわいかったのに。 ああ・・・・。ついにこの時が来てしまったのね。 思えば、長男も次男も、かわいい言い間違いがたくさんあった。 「高い」をずーっと「かたい」と言っていた長男。橋の上から下の川を見下ろして、嬉しそうに「カタイヨ~!」と手を振っていたっけ。 次男は、まだ時計も時間もわからないのに、「今何時?」と聞くと、決まっていつも「ドクジハン(6時半)!!」。面白くって、一日に何回も聞いてたっけ。 いつの間にか、そういうのも少なくなって、いまや末っ子の「マソースカイ」が唯一の我が家の笑いのツボだったのに。 「ついこのあいだまで、マソースカイって言ってたじゃない」と言うと、首をかしげて「マソースカイ?何それ?」だって。 いつまでもこのままじゃないってわかってるけど、早く大きくなってよ、と思う毎日だけど、時々こういうふうに「時よ止まれ、時よ戻れ」って思うこと、ありませんか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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