ルビーのきりん

　ＰＣあけないまま、あっと言う間に数日が過ぎてしまいました。
　日に日に春めいてきて、ウグイスも鳴くし桜も咲き始め、子どもたちはめでたく進級しようとしています・・・。
　この土日は、下の二人とダンナがダンナの実家へ泊まりに行っています。子供３人預けるのはさすがに気が引けたので、長男は私と二人でつかの間の一人っ子生活。
　今日は午後は外に遊びに行かせて、ゆっくりニットソーイングクラブで自分のスカートを縫うつもりでしたが、さすがに春休みの土曜日では、誰も遊べる人がいなくて。「お母さんは洋裁しに行くけど、アンタはどうする？家で留守番してる？」と訊いたら、「一緒に行ってボクも何か縫ってみたいな～」と言うではありませんか。
　通っているこのクラブでは一日体験教室というのがあって、１０００円で１枚簡単なカットソーの服を縫わせてくれるんですが、「簡単だから小学生でも出来るわよ～」と以前インストラクターの先生が言っていたのを思い出し、電話してみたら、今日は空いているので飛び込みでＯＫということになりました。
　長男はもうすぐ４年生、家庭科にはまだ少し早いけど、こちょこちょ何か作るのが好きだし、次男と違って外面がいいので粗相はしないだろうということで連れて行きました。
　そばに座らせて、私が適当に教えるという手もありますが、やはり他人の方が冷静に優し～く教えてもらえて子供にもいいだろうと思い、きちんと受講料を払ってインストラクターの先生に手取り足取り教えてもらうことに。
　もちろん息子はミシンに触るのは生まれて初めて。
　体験用にトレーナー生地がすでに裁断されているので、子供用のパターンを当てて裁断し直し、あとは先生にお任せ。
　その間、私は自分のスカートを縫っていました。
　きっとロックミシンの足を踏むだけであとは先生に全部やってもらうのだろうと思っていたのですが、ちらっと覗いてみると、ちゃんと手を添えていっちょまえに縫っているではありませんか！！
　先生も教え方が丁寧でわかりやすいので、ほんとに９歳の子供でもちゃんと半袖のトレーナーが一枚、縫い上がったのです。

　　　　　　

　ね、ね？ちゃんと形になってるでしょ？
　親バカな私は初めての息子の作品に舞い上がってしまいました・・・。
　後から来たもう一人の先生におみやげにアメとお菓子をたくさんもらって、後かたづけの掃除もバッチリして周りの皆さんにほめられて、長男も大満足です。
　春休みのお出かけや、始業式に着ていくんだとはりきっています。
　春休みのすてきな思い出になりました。