サザンスパイスにてビリヤニを教わる
一昨年の東京ガス千葉料理教室以来、念願の渡辺玲さんのキッチンスタジオ「サザンスパイス」へ行ってきました!場所は詳しく申せませんが、西荻窪駅から程近い閑静な住宅街の、低層マンションの最上階。これがまず素敵でした。近隣に高い建物がないので、低層とはいえ視界の開けた玄関先。とてもいい物件を見つけられたんだなぁ~と妙な感心!玄関にはガネーシャさま、インドの布など装飾はあるものの、インド料理店にあるような妙に豪華なカンジなどはなく、シンプルで室内もとっても明るく、グリーンがたくさん置かれていて、とても気持がいい!ラヴィシャンケルさんってシタール奏者の方のアルバムも飾ってありましたが、うちの社員にも同名の人がいるんです(よくある名前なのか)今日は夕方からの用事にかこつけて、会社の休暇をとったのですが、本日のレッスンがたまたまビリヤニでした。ビリヤニって、何度か品川のシターラダイナーとかティッカ&ビリヤニなどで食べたことがありますが、予約しないと出ないお店もあるし、はたしてこれらのお店で食べたものが正当なものなのか、わかりかねます。ただ、とても食べやすく香りのいい長粒米と、付け合せのライタをかける食べ方にハマりました。ヨーグルトに塩味、っていうのは日本人に最初はなじまないかもしれませんが、(しかもご飯にかける!?)はまると、これ無しにいられないですね~余談:ヨーグルトに塩、ってほんとに日本人にはわからなかったんですが、10年ほど前にバイトしてたインドカレー店で、ラッシーを作る役をやってまして、客のインド人?に「砂糖なし」と言われたことがありました。普段、ヨーグルト、水、氷、砂糖をミキサーにかけて作っていたので、何も味をつけずに出したら文句を言われましてね、店長に「砂糖抜きといわれたら塩を入れるものなんだ」と言われたことがありました。そのインドの「ハレの日ご飯」ビリヤニの作り方を知る貴重な機会となりました。よく、インドのお赤飯とか炊き込みご飯とかピラフのようなもの、とか書いてあるのですが、カレーとライスを別々に仕上げ、一緒にしてさらに蒸すというものでした!これは驚きました。インドの高級香り米といわれるバスマティライスを、たっぷりのお湯で「ゆでる」 炊くのではないのです!写真がとびとびですみません、出来上がったカレーとライスを鍋に交互に重ねていきます、本日は4段重ねでした!蒸しあがってまぜると付け合せのじゃがいものスパイス炒め、ライタを添えてやっぱりライタをかけていただくのが美味ですね!酸味、塩味、しょうがのぴりりで暑い時期には爽やかです。また、じゃがいもの炒めは、家でも冬の時期にはアルゴビ(じゃがいもとカリフラワー)を作っていましたが、今日のレッスンのように、じゃがいもを切った段階で下味をつける、というのはしていませんでした。下味はつけるべきと実感しましたね~渡辺さんは日々このスタジオで昼夜とレッスン、その他に執筆業や講演、そして毎日のブログ更新(しかも必ず毎日の曲を選んで!)本当にお疲れさまです。お会いできたことを嬉しく思います、またよろしくお願いいたします。