こども展&いろいろ…
この日は大阪市立美術館へこども展を見に行ってきました。天王寺といえば、やっぱハルカスでしょってわけで、美術館の後は、ランチへ。まずは、こども展。「名画にみるこどもと画家の絆」っていうテーマの元、数々の作品が集まっておりました。出展作品86点中、3分の2が日本初公開だったらしいです当時絵画に残っているこどもはおおよそ富裕層のこどもたちというわけで、着ているものも繊細なレースづかいだったりして、まわりの家具も、品のある素敵なものばかり。また当時男子は女子のようにワンピースを着せたり、長い髪で育てたりするのも流行りだったみたいです。小学校(男子校)の授業風景とか、お部屋の中の一コマだったりとか、古いヨーロッパ映画を静止画にしたような雰囲気がすごく素敵でした。ただ、やはりこの時代のこどもたちは早世することが多く、この後○○歳でこの世を去るなんて、注釈のある作品もたくさんありました。そんな中でもひときわ目を引いたのがアンリルソーの「人形を抱くこども」です。ルソー独特のべたっとしたはっきりした色使いにおおよそ可愛げのない(笑)こどもの表情。何かと不思議ワールドを醸し出すルソーの世界観が、このこどもの作品にも炸裂しちょりましたかなり周りの作品と比べても異彩を放っておりましたね。モネ、ルノワール、ルソー、マチス、ピカソと有名どころの作品も揃ってましたが、ルソーの絵が一番印象に残ってしまいましたいや、別にいいんだけどね。個人的には、ベルトモリゾの絵が好きだったりしますそして、ゆっくり鑑賞の後はハルカスへ。オープン間もない頃に比べるとずいぶんと人出は落ち着いてるようでした。ランチのお店は特に決めてなかったので、並ばずに入れるお店をチョイス。ん~~、イマイチだったので名前は伏せておきましょうそして、私としては60階にある展望台へぜひとも行って夕暮れが見たかったのですが、同行の友が高所恐怖症で、「待ってるから一人で行ってきて~~」とのたまい、断念まぁ、少し曇ってたので、今日はご縁がなかったのでしょうね17階にある窓に席を構えるカフェでゆっくりお茶しました。そうして、この日の最後は、最寄り駅で夫と待ち合わせをして、夕飯。一応結婚記念日でした。今更夫と記念日にってわけではなく、子どもらが夕飯いらなかったのでね最初はイタリアンにでも行く?って言ってたけど(わざわざランチもイタリアンは外していた)、結局ビールをおいしくいただくために焼き鳥屋さんになりました。私は、生中一杯で十分だけど、夫は小一時間ほどで、何杯飲んでたのやら…ま、会話が弾むわけでもなく、こんなもんでしょう