エリザベート展 (生誕175年)
以前行ったのはいつだっやかと、写メを繰ってみたところ、2010年3月だった。で、この時のタイトルは「The ハプスブルグ展」残念ながらこの頃まったくブログ更新を怠ってたので、記録はなし。やっぱりブログに残すって大切だわ~~。ってことで、今回は書きます。ついでに以前の写メを見て思い出したのは、美術館をでたところに大きな看板があって、撮ってました。エリザベート、ベラスケスの王女マルガリータ、それからマリアテレジアと3名の肖像画の看板でした。だから、今回のと前回の出品のイメージが違ってたのか~~と納得。2年前は長蛇の列だったので、今回は10時過ぎに着くように出発。すると、全然並んでなくて肩透かしけど、内容はとーーーーても満足ただ、チラシを飾っている巨大な有名な肖像画がなくて残念。他の肖像画も見たことのあるものばかりだけど、やっぱりどれも唇をギュっと結んでるのが印象的。アクセサリーが今回はたくさん出品されてました。一番の話題はもちろん「シシィスター」ですね。肖像画には多く十角形のもが描かれてますが、今回のは八角形。ダイヤモンドの輝きがまぶしく、時価いくらくらいなんだろーーーそれから印象的だったのが、結婚式で頭を飾ったといわれる黄金のティアラきちんと絵にも描かれておりました。他にもたくさんのアクセサリー類がありましたが、ハエのモチーフとか何か他の昆虫(忘れた)のモチーフや馬など、変わったものがたくさんありました。どうやら、エリザベートの感性はかなり先を行くもののようで、モードというか、エキセントリックな印象他には、ロケットの一つに鍵が今も見つかってなくて、中にどんな写真が入れられてるのかナゾというものがありました。今まで誰もこじ開けなかったんが不思議~~扇のコレクションもあり、すごーーーく綺麗。興味深かったのが、当時のフランス貴族はこの扇が殿方とのコミュニケーショングッズで、口を隠したり、ゆっくり仰いだり、扇の閉め方とかで、お目当ての殿方にアプローチするらしいただし、エリザベートはオーストリアなんで、この風習は使われてたのかはどうなんでしょね。マリーアントワネットと違って、エリザベートにはスキャンダルはないしねなんていろいろ思うのも楽しそして特筆すべきは、やっぱりウエスト50センチの証にもなる銀製のベルトと黒のコルセット。人間の胴体が入るとは到底思えない~~22.5センチと言われる小さな華奢な靴や長い靴下もありました。1着だけあった白いドレスもリアルに素敵身長172センチ、体重50キロ、ウエスト50センチは、生涯変わらなかったそうです。この体型を維持するために、日々トレーニングやら競歩並みの散歩、今のオリンピックでもトップレベルといわれる馬術。そして有名なオレンジダイエットや牛の絞り汁のみの食事などなど。。。現代の美魔女もびっくりすな~~調度品の数々もありました。印象に残ったのは、家族の写真が印刷されてるつい立のようなもの。子供の写真がほとんどなんだけど、圧倒的に多いのが3女のもの。子供は4人いたけど、ルドルフやゾフィーが早世したのもあるけど、3女以外は全員姑のゾフィーが育て、3女だけエリザベートが赤ちゃんから育てることができたので、一番可愛がってたらしい。それから、エリザベートは生涯旅をし続けたとされる場所を記した世界地図が展示してあったけど、それはそれはスゴイ数。エジプト付近からスペインの離島まで。飛行機のない時代なだけに、ホントにご苦労もあったことでしょーーー。。。つうか、切ない話だけど、フランツは生涯エリザベートのことを愛して止まない日はなかったようで、旅行中も毎日のように「キミがいないと寂しいよ~~」とお手紙を書いて送ってたらしい。エリザベートが返事を書くのはたまーーーにで、しかも今回の旅で使った請求書と一緒によろーーみたいな短い文面だったらしいですよ。フランツ、不憫まだまだ書きたいことがあるけど、思い出したらまた書くかもやけど、とりあえず終わり。読んでくれたヒト、ありがと~~~