カテゴリ:ひとりごと
本当は十五夜の祈りの日に書きたかったことなんだけど、あの日は、時間と気持ちのゆとりがなくて書けなかったんだったっけ・・・。
新月と満月の時にご紹介している大国みろく大社 比嘉 良丸 さんからの祈りの呼びかけに、とても共感するメッセージが掲載されてました。 社会が不安定になったり、争いが起こったりすること。とあった。 メッセージを読んで、とても素直に共感したのだ。 でも、祈りを合わせながら、この私がこのメッセージに共感していることに対して、ふと不思議な気持になった。 「男性を立てる」ということ。 学生時代~社会に出たばかりの頃の私には、考えられないことだった。 男性とは 張り合うもの で、女性は女性であるだけで既に マイノリティ なんだから、一歩退くヒマがあったら、男を押しのけなければ社会で生きていけないとさえ思ってた。 青かった社会人1年生。コピーライターとして採用された小さな制作プロダクションで、先輩社員にお茶を入れるのは抵抗なかったけれど、同い年の男性デザイナーとは当番にしなければ不公平だと主張したことさえあったっけ・・・。 月日が流れ、私にとって仕事が全てではなくなり、プライベートを優先するために派遣で働くことを選んだ頃には、そんなツッパリは消え失せてたけれど。 派遣先では、相手が男性であろうと女性であろうと、常に社員さんを立てながら仕事するようになったけれど。 それでもプライベートでは、友人関係はもちろん、たとえ2人が恋愛関係になったとしても 男女は平等で対等であるべきだ! と考えるようなタイプだった。 あの日、祈りを合わせながら、ふと気づいた。 もしかして私は、男性を立てる ことを学ぶために、現在のパートナーと出会ったのだろうか・・・? 彼は11歳、年下なのだ。 彼が同年代や年上だったら、きっと私は、支配されたくなくて、男女対等論をふりかざしていただろう。 でも、彼が年下だからこそ、彼に男性として振る舞い、私をリードして欲しいと思った。 大切にして欲しいとは思ったけれど、年長者を立てるような気持ちで接してほしくなかった。 男女差ではなく、年齢差を超えて、対等になりたかった。 気がついたら、考え方も、行動も、ごく自然に 彼を立てる私 が身に付いていた。 そして、どれだけ彼を立てても、決定の主導権を彼に譲っても、私の魂も自由意志も、決して誰にも支配されていないことに気づいた。 もういちど、祈りのフレーズに戻って: 世の男性が本当の男性性に気づき、真の父性に目覚めるようそれでは、本当の男性性って・・・? 私は、自分の弱さも受け入れられる強さのことなのではないかと思う。 ポキッと折れてしまう脆い堅さではなく、しなやかな強さ。 そして不思議なことに、私が彼を立てれば立てるほど、彼は素直に弱さをさらけ出したり、甘えたりしてくるようになった。 女性が男性を立てると、男性は女性を支配する代わりに、心を開いて委ねてくる。 そんな気がする。 そして、安心できるパートナーシップがあってこそ、男が立って世は治まる。 そんな気がする。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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女性が男性を立てると、男性は女性を支配する代わりに、心を開いて委ねてくる。
思わずうなってしまいました!素敵です♪ 人は、色々な経験や出会いで変わるのですね。 (2006.10.13 09:42:31)
あー相手が年下の場合のってわかるなー・・・(~~)いろいろ乗り越えてこそ本当の意味での対等(男性性と女性性のバランスとゆーか)になってくるとゆーか。
(2006.10.13 13:17:06)
私も昔は、男と対等になる事=男に勝る事と思っていましたが、実際は勝る事を考えている事が実は対等でもなんでもないことを今の3歳年下の相方から学ぶことになりました。
年下で頼りないな・・・・っとであった当初思っていて、その考えが態度に出ていたのでしょうね、相方がいつも『君は僕に勝たなくちゃ気がすまないんだね?』・・・って言われてました。 その時はそんなことは絶対にないと思っていたのですが、何度もその事で意見の衝突があってわかったことは、やっぱり私の心の奥底にある男性に劣ってはいけないという変な闘争心?がそうさせていたようですね・・・・・・・。 その辺がわかってから、もう言い争うことがなくなりました。男女平等というのは、男の役割女の役割を理解する事なのだと思いました。 太陽と月があるように、性別もあるのですものね。 (2006.10.13 13:23:17)
いつもコメントありがとうね~♪ パソコンが苦手と言ってたララさんが、こうしてコメントくださるようになったことが、なんだかとても嬉しいのですよぉ!!! v(^o^)v
>人は、色々な経験や出会いで変わるのですね。 ヒプノで体験した過去世や中間世から、パートナーと出会った必然は感じてたけど。 でもね、男を立てることを学ぶためだったのかな?ってことは、今回初めて気づきました。 私たち、必要な出会いをプログラミングして生まれてくるんですね。感慨深いものがあります。 (2006.10.13 13:58:35)
わぁ~~~、超多忙の火中なのに、コメントありがとうございます~♪
>あー相手が年下の場合のってわかるなー・・・(~~) ゆきさんのところは、年下じゃなかったですよね??? 相手が年上であっても、年下であっても、それなりのバランスってあるんですよね! >いろいろ乗り越えてこそ本当の意味での対等(男性性と女性性のバランスとゆーか) 乗り越えてこそっていうのは、もしかしたら、自分自身の中の男性性と女性性のバランスについても、言えるかもしれないね・・・と、今(最初、居間と変換された理由はアナタがご存じねッ!)コメント読んで気づきました。THANKS! (2006.10.13 14:03:31)
>大変興味深いお話です・・・・
ふ・ふ・ふ・・・ やっと瑠花ブログの復活ですッ!! >勝る事を考えている事が実は対等でもなんでもないことを今の3歳年下の相方から学ぶ ウーマンリブ(古ッ!)的な女性には、年下の男性が表れて、ちゃんと学ばせてくれるんですね。 >相方がいつも『君は僕に勝たなくちゃ気がすまないんだね?』・・・って >やっぱり私の心の奥底にある男性に劣ってはいけないという変な闘争心?がそうさせていた カイケムさんのところも、いまブログ通して伝わってくるようなベスト・カップルになるまでに いろいろ乗り越えてきたのでしょうね。 私自身は、素直に男性を立てられるようになってから、とても自由になった気がします。 >太陽と月があるように、性別もあるのですものね。 このコトバに、素直にうなずけるようになったって、お互いオトナになったのかな!? (2006.10.13 14:11:35)
また、なんだか男の人やっぱりよくわかんなくなってたワタシです(^^ゞ
次の出愛のために、祈ります♪いいこと先行予約☆ (2006.10.14 00:28:37)
>また、なんだか男の人やっぱりよくわかんなくなってたワタシです(^^ゞ
ん? また、何か、あったの????? 恵已さんの先日のmixi日記にもリンクするけど、お互い、長男であることを期待されて生まれてしまった長女は、つい男に負けてはいけないとばかり、張り合ってしまう傾向があるんですよね。 >次の出愛のために、祈ります♪ 素敵な出愛を引き寄せてくださいね!! (2006.10.15 01:15:13) |
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