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カテゴリ:TRAVEL
日本の日記、UPしてなくてすみません。あっという間に最終日です↓
クルマのナビが目的地が近いことを告げる。専用の駐車場は高いので、駅前の駐車場に乗り入れる(妹が)。隣を見ると、日本に来てからあまり見なかったフォード。駅前では労働者たちが送迎バスを待っている。目と鼻の先にあるアミューズメントパークの存在とは対照的で、真夏の太陽がリアルな現実を照らしていた。人通りが少なく、雑草も伸び放題の遊歩道。夜は女性の一人歩きは絶対におすすめできないだろう。柵を隔てた向こう側から歓声が聞こえてくる。間違いなく目的地に近付いているはずだが、入口がわからない。ホテル群が迫って来て、通りに出ると家族づれの姿も。うん、間違いない。 開園時間を30分ほど過ぎ、切符売場はすでに長蛇の列。動いている様子もない。中学生くらいの女子グループ。子供を連れたお母さんたち。カップル。様々な年齢層の人々が列をなしている。グループ交際というやつだろうか。高校か、大学生ぐらいの男女のグループ。男と女の間にはまだ大きな距離がある。「ローン・レンジャー、おもろかった?」野郎同士で固ってるし。聞かれたほうの男子の話が、漫才並に面白かった。「関西人同士の会話はみんな漫才」を体現していると言っていい。思わず聞き入ってしまった。50mほ先のどゲートを通過するまでに約1時間を要す。 まず最初に向かったアトラクションは、ジュラシックパーク。嬢が身長が足りなかったが、子守しながら交互にアトラクションを楽しめるサービス「チャイルドスイッチ」を利用。待ち時間は80分。この手のアミューズメントパークに全く縁遠かった自分としては、貴重な(?)体験であった。たった15分ぐらいのアトラクションに1時間以上かけても待つ意味って・・・・?と言ってしまえば、元も子もない。まさに、修行、忍耐を学ぶ一日。ジュラシックパークは、施設そのものがジャングルをイメージし、日陰が多かったのがせめてもの救いだった。ようやく乗り場に到着。ボンは妹に託し、私は沈没した嬢を抱え、待ち合い室へ。係員の制服はショートパンツのサファリルックで統一され、みんな親指を上に突き出しゴーサインを出しているのが、アメリカナイズ。どれぐらい時間がたっただろう。「お姉ちゃんも行ってきい」いつの間にか帰ってきた二人。ボンは心底ビビっていた。恐竜好きとはいえ、6歳には少々刺激が強すぎたようだ。そういえば私も5歳ぐらいの時に、どこかの秘宝館に入った記憶がトラウマとなって残っている。その後一人で乗ってきたが、老体にひびいた。怖かった。 昼食後、ワンダーランド周辺をさまよう。人気アトラクションは予約制で、予約カードは敷地内の奥で配布されていた。この辺り、運営者側の計算を感じる。「一人はいや」と怖気づくボンの背中を無理やり押し、ゴーカートに並ばせる。順番が来たら落ち着いてハンドルを握っていた。帰ってきた時は笑顔。背中を押すのは親の仕事。後は子供が全てやってくれるのを見守るしかない。なんちゃって。 待ち時間が1時間を超えるものを省いていくと、コーヒーカップやメリーゴーラウンドなどお子様系に終始してしまった。ところで海外生まれのキャラクターの中で、異彩を放っていたのが何を隠そうキティだろう。キティコーナーの係員も、メイドカフェさながらのコスチュームとなりきりぶり。USJに就職したら、配属先は一体誰が決めるのだろう?この制服を着ている自分を想像しようとしたが、無理だった。そのキティ館もとい、ファッションアベニューだが、最後の部屋で生キティとご対面する設定。これにはやられた。炎天下、子供を抱えさまよっていた私の目の前に現れたメシヤ―――。朦朧とした意識の中、気がついたら1800円もする記念写真を2枚も買っていた。 本当に楽しむなら、平日や雨の日などを狙っていくべきだろう。とにかく日本のお父さん・お母さんに頭が下がった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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