カテゴリ:第九
大泉洋さん主演のHTB(北海道テレビ)開局40周年記念スペシャルドラマ「歓喜の歌」を観ました。
映画で「歓喜の歌」は観た事あるんですが、今回はドラマなので少~し内容は違いました。 北海道テレビの制作なので、舞台になっているのは大樽市という架空の町(笑)←オール小樽ロケだったそうですよ。 ダブルブッキングをしてしまったのにも関わらず、「手土産持ってちょっと頭を下げればおばちゃんたちはキャーキャー言うぞ(手土産に喜んで)」なんてタカをくくっていたんですが、コーラスグループのおばちゃんたちもこの日のために練習してきたので譲れない市と戦争だと大騒ぎ。 最初は全く誠意のない謝罪をしていた大泉さんではありましたが、コーラスグループの先生(大滝秀治さん)が「自分の説得で中止か延期にしますが、その前にコーラスグループのみなさんの普段の生活を見て下さい。」と言われ、コーラスグループの方の生活を見てみることに。 仕事をした後、寝たきりのお姑さんの世話をして食事の仕度をしてからコーラスの練習に向かう人、シングルマザーで働きながらまだ小さい子供を育てながら何とかコーラスの練習に向かう人、ガンに侵されこのコンサートを最後に治療に専念しようとしていた人・・・。 たかがおばちゃんコーラスグループとバカにしていた大泉さんも、おばちゃんたちにはおばちゃんたちの青春があり、強い想いがあるってことに気がついてだんだん気持ちが傾いていきます。 誠意のないところから気持ちが傾いたあたりの表情はとても素晴らしいものがありましたね~ そして1曲だけという約束でコーラスグループもステージに立てることになり、その時何を歌うかと悩んでベートーヴェンの交響曲第9番「歓喜の歌」を歌います。 いろんな人がいろんな想いでステージに立っているんだなぁ~と思うとメインテーマの「Alle Menschen werden Brüder~」という歌詞はかなりグッとくるものがあります メインテーマ(Dの部分)を繰り返し歌い、最初はドイツ語で次は日本語の歌詞で「晴れたる青空~」と歌います。 ちなみに私はこの「晴れたる青空~」という日本語の歌詞は初めて聴きました。 母親に聞いたら母親は日本語の歌詞で習ったそうです。 私個人の感想としては、日本語の歌詞ではなくてドイツ語の歌詞のみで歌って欲しかったなぁ~と思ってしまいました 北海道が舞台なのでところどころ北海道弁も出てきますし、田中裕子さん、大滝秀治さんを始めとする大物俳優さんが出演されていて、大変面白く、最後にはホロっとくるドラマでした。 今年は第九をやってないので尚更だったのかも知れません 志の輔らくごのおもちかえりDVD(1)「歓喜の歌2007」/立川志の輔[DVD] ↑原作の立川志の輔新作落語「歓喜の歌」です♪ DVD 歓喜の歌 ↑映画版「歓喜の歌」 【CD】歓喜の歌~第九のすべて/オムニバス(クラシック) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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