|
カテゴリ:カテゴリ未分類
会社で、大泣きに泣いた。Kさんの前で。
あたしの事情を少し知るKさんが、あたしがしんどくならないようにと、手を回してくれている事を知った。 こんなあたしに。 「迷惑ばかりかけて、ごめんなさい」 そう言って、泣いてしまった。 あたしは人に迷惑や嫌な想いをさせることしか出来ないんだと思った。 Kさんが、あたしの肩に手を置いて言ってくれた。 「他の人なら腹が立つ事でも、あなたがとても素直ないい子だから大丈夫なのよ」って笑ってくれた。 あたしが素直? こんな人間が? どこがいい子なの? Kさんも自分の失敗を人のせいにするところがある。そういう所を嫌がられていることも、あたしはいろんな人から聞く。だけど、あたしよりずっとずっと思いやりのある優しい人だと思う。 なんで、あたしに優しくしてくれるのかわからない。 帰り、ずっと考えてた。 あたしはもっともっと頑張らなくちゃ。 限りなく命が死に向かい、途切れ、そして長い長い眠りから目が覚めた時、一番初めに頭に浮かんだのが、「歌を歌いたい」。そんな強い思いだった。 それだけを支えに、ここまで生きてきた。 なのに最近は、その歌さえ捨てたかった。 全てを捨てたい気持ちでいっぱいだった。 あたしを壊そうとする全てのものを憎もうとした。 だけど、もう。 止めたい。許したい。何もかもを。 自分を責め続けるのも。 頑張りすぎだと、無理をしすぎだと、言われる。 自分でも時々思う。 何を必死にやってるんだろうと。 必死にトレーニング。「歌えない」と泣いた。 先生が支えてくれた。 「あなたなら、あなただけの世界を歌える」と。 必死に仕事。出来ない自分を責め続けた。 病院の先生が言った。 「自分にハンデがあることを認めてあげなさい」と。 あたしには、支えてくれる人がちゃんといるんだ。 だから、負けたくない。 今は、一日を生きるのでいっぱいいっぱいになってる状態。 でも明日が来ないなら(嫌でも来るけど)、後悔はないだろう。 辛いなら、それはあたしが戦うべき時なんだと思う。 今、闘う時なんだと思う。 それは、過去との対決でもあるし、自分自身との戦いでもある。 この現実社会で、生きていくための戦い。 大切な人たち。大切なものを守るための戦いのとき。 あたしが守る。 強くなる。 明日になれば違うかもしれない。 また、自分を責め続ける生き方をするかもしれない。 それでも、今のこの瞬間思う。 「動き出したい」 それは、偽りじゃないホントの気持ち。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|