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テーマ:ゆとりを考える生活(345)
カテゴリ:衣の会
今日は、「隅田川の花火大会」だったそうで、夕方、浴衣すがたの若い子をたくさん見ました。
電車の中で、隣に座った女の子、とっても可愛い髪飾りをつけて、キラキラのゴム草履で、手には布バックとおそろいのヒラヒラのついた指輪、そして浴衣の柄はとっても良いし、帯の色も結び方もとっても良い。でも、ちょっと自信のなさそうな、落ち着かない様子。襟元がきっちりしすぎて、背中が猫背になっている。 おばさんは、隣で気になってしょうがありません。でも、勇気を持って声を掛けちゃいました。 「自分で着たの?」 「え?はい、お姉ちゃんに手伝ってもらって・・・」 「帯がトッテモ素敵よ、つくり帯・・?結んだの?」 「本見て結んだんですけど・・・」 「すごく上手、いい形よ。リバーシブルの帯なのね。」 「はい、でもキモノの着方が慣れなくて・・・」 「もっと、背筋を伸ばして、ちょっといい?ココお友達にあとで、引っ張ってもらってね。とっても、素敵よ!!可愛いわ。」 と、おせっかいおばさんをしてしまいました。スラーっと背の高いお嬢さんなので、もっと自信を持って着たら、もっと素敵。なかなか衿を抜いて着るのは難しいかも知れないけど、もう少し背中をピッとすれば、襟元もきれいになるのに・・・など、言いたいことはたくさんありましたが、もう既に着て外出しているわけですから、せめて、自信を持って歩いてもらいたいと励ましをしたつもりなのですが・・・・。「衣の会」の北村先生は、着付けをお直しできる状況なら、直してあげるのもいいけれど、直せる状況に無いときには、決して本人が自信を失うようなことは言ってはいけないと、よくおっしゃいます。気分しだいで着方も変わるものですから。 その後、数人の浴衣すがたに出会いましたが、金髪の外人さんが上手に着ているのには、驚きました。また、男の子(大人よ)の浴衣すがたも可愛いものですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.07.30 00:38:51
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