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カテゴリ:生活クラブ
「廃プラスチック焼却を考える会」
プラスチック 安全なの?危ないの? プラスチックと一口にいってもたくさんの種類があり、安全なものから、環境ホルモンやダイオキシンの原因となる物質、さらには重金属を含んだものまで、さまざまな種類がある。 PE(ポリエチレン)やPP(ポリプロピレン)は、安全だけど水分、酸素の透過性があり油分に弱い。そのため、食品によって適当な包材というのは、多種多様である。 単一素材のプラスチックなら、再生利用も可能だけれど、組成が不明なものはリサイクルするわけには行かない。その点では、生活クラブの牛乳キャップとP袋のリサイクルシステムは素晴らしい仕組みだといえる。 今、自治体によってはプラスチックを回収リサイクルに回し燃料化しているが、莫大な費用がかかっている。 中国製のプラスチックおもちゃの鉛が含有量が基準値をオーバーしたということが発覚しているが、いくら、直接舐めても害はないといっても、燃やせば害になるのは明らかなことである。 製造段階で、安全なプラスチックを作ることは必須だと思う。その前に、あまりプラスチック製品に頼らない暮らしをしたいものだが。 「生活クラブ」では無添加追求フィルムを開発し、利用している。正直に、無添加といわないで「追求」という文字がついているのは、袋を開きやすくするため無機物の「珪藻土(アンチブロッキング剤)」のみを添加しているから。また、小麦粉などの粉状の消費材のみ、静電気を防止する「ステアリルモノグリセライド(帯電防止剤)」を入れている。これは、脂肪酸なので、安全。 「生活クラブ」では、食品に直接触れるのもの安全性は、絶対に確保されているという事がわかった。しかし、一般のほかのごみと混ざって燃やすことになった場合、どういう化学反応がおきるのかが心配だ。世の中に出回るプラスチック製品がすべて安全なレベルのものならいいけれど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.21 21:37:46
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