M-1グランプリ2009 福岡予選
2009年10月16日(金)M-1グランプリ2009 福岡予選 [日常という旅]先日の月曜日は、M-1グランプリ2009 福岡予選に出場してきた。2007年に続いて2年ぶり2回目の出場。ちなみにコンビ名は「愛の行方」。結果は、、、、惨敗。っていうか、数人しか笑ってない。スベりにスベリあげた。今回はいつもと違って、モセキからの出場が俺達オンリー。悟社長は今回はノズラスルー。いっこもM-1の話が出てこん。身内で唯一の1回戦突破者 大西君は最近、珍しく風邪をひいて”引退”を示唆しとる。「あの人たちには引退してもらわんといけん」@リーダー ショウヘイ「すでにバトンは渡った」@ハマ君若手と呼ばれる俺たちやけど、今年で30歳。意地の出場っていわれとる。実は、俺達のコンビ@愛の行方は3人トリオ。もちろん申し込みも3人。ネタも3人で作りこみ。が、1週間前に今回はツッコミのジャイが結婚式のため、まさかの欠場。んで、2人用のネタが完成したのが、前日の深夜。俺がまさかのツッコミ担当に。翌日朝10時に合流して、天神イムズ@博多へ。エントリー受付をして外で練習しようと思ってたが、控え室からの外出禁止との事で、会場の便所で小声で練習。1回練習しただけですぐにスタンバイ。気づけば他のコンビと並んで舞台裏におる。ここまで一気のドタバタ劇。舞台裏にスタンバイしてから30分くらい待たされたんだが、他のコンビの緊張感がピリピリ伝わってくる。気合もハンパない。特に2つ後ろの奴等は、その間ずーっと繰り返し繰り返し練習しよる。俺たちがネタを覚えてしまうほど。今、思えば、完全に奴等に空気を持ってかれた。「俺たちも練習したほうがいいやないん?」@俺「あいつらは素人。 俺はあの領域はすでに超えとる。 俺は全然緊張せん。 あいつらに見せ付けるだけいーね!!」@リーダーショウヘイと言いながら、缶コーヒーをボコ飲みしよる。ウチのリーダーはまじで貫禄がある。(@舞台袖)「なるべくマイクに近い距離に立ったほうがいいやろうね。」@俺「あと、視線も大事よ。 客の目をみたら飲み込まれるけ、遠くの方を見たほうがいいよ。」@リーダーショウヘイ俺と同じ数しか舞台に立ってないはずなのに、アドバイスがまじで的確。いやぁウチのリーダーは天才じゃ。(@舞台)「どうもぉぉぉ愛の行方でぇーす。お世話になりまーす。」@俺「ぅよろしくぅぅぅぉお願いしまぁぁすぅぅぅ」@リーダーショウヘイあれ?なんかいつもと違うのぉ?と思ってリーダーショウヘイを見ると、真っ青な顔して俺の顔を凝視しとる。体と手も若干震えとる。あいやーまさかの緊張ーーーー!!ボケの間も最悪ーーーーー!!それにつられて俺のツッコミもカミカミーーーーー!!お笑いの会場の空気を凍りつかせて退場。二人とも汗ビショビショ。後悔と安堵感で放心状態になる。毎晩あーでもないこーでもないとネタを作り上げて、死ぬほど緊張するこの遊び。しめて、2000円。まじで安い。そして面白い。来年も出たい。