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カテゴリ:暮らし
今日は先日このブログでも紹介をしたヨガ教室に参加してまいりました。
最初キース先生は 「お好きな座り方で聞いてください」 と言って、ご自身は座禅(しかも正式な結跏趺=ケッカフザ)を組んで、静かにゆっくりと話し始めました。 私も鎌倉のお寺がやってる高校出身ですし、京都周辺のたくさんのお寺で座禅を組んだ経験がありますので、多少は知っています。 砂浜や山の上、湖畔などでたまに坐禅を組むことがあります(私は半跏趺坐=ハンカフザが精一杯ですが・・・)。 そして次に 「呼吸の大切さ」 をおっしゃりました。 まさに、座禅の世界。 ヨガも座禅も源流は古代インド仏教の文化なのですから、ポイントが同じなのは当然と言えば当然なんでしょうけど、最近のヨガブーム(=ダイエット・美容ブーム)を見学・体験してみようという軽い気持ちで来ましたので、導入部の精神修行的な入り方に妙に引き込まれてしまいました。 座禅では呼吸法のことを【数息観=すそくかん】と呼んでいます。 ただ、私にとっては呼び名なんてどうでもよくて、まずは息を全てはき切ることからスタートです。 すぅ~~~~~っと静かに、 なが~~~~~く、はく。 はき切れば、自然に次はすうしかなくなります。 同じタイミングで、 はいて~、 すって~。 これを静かに繰り返すことで、自然に意識が丹田に集まるのです。 ちなみに座禅の【数息観】っていうのは、その呼吸を「ひとつ」「ふたつ」と10まで数える方法なので、かなり時間がかかります。その呼吸を通して心を整えていくという方法です。 これをヨガで使おうとすると、ポーズの切り替えについていけない感じがしました。だって10も数えられないですもの。 ただし、【数息観】には 吐く息を数える【出息観】 吸う息を数える【入息観】 吐く息と吸う息を両方とも数える【出入息観】 という三つのやり方があるので、【出入息観】ならば5呼吸なので、ヨガでも使えそうですね。 さて、長文になってきましたが、全然構わず続けちゃうんですけど(笑) 【丹田】というのは、一般的にはおへその下あたりを指します。 だけど、私が昔から感じてるのは、おへそからコブシ2個分くらい前方の空間に丹田があるんじゃないかって感じです? でもこれって既に自分の体の外ですよね。 なので あさい「もしかすると違うんじゃないか?」 と、ずっと思っていて 数年前に京都の比叡山延暦寺で座禅を組んだ際に、思い切って聞いてみました。 あさい「 (おへその前にコブシを浮かべて) 丹田ってここでい~スカ?」 坊さま「パッシィッ!!(警策で右肩をたたかれる)」 あさい「!(アウチ!)」 坊さま「(警策でコブシを少しお腹に近づけ)・・・(うなづく)」 あさい「・・・(少しお腹よりではあるけど、体の外でもいいんだ。てゆーか、警策の使い方間違ってない?)」 とまぁ、一応丹田の場所は体の中だけじゃなくてもいいってお墨付き?をもらいましたので、それ以降、自分で一番しっくりする場所に意識を集中することにしています。 要は意識が集中できればいいってことでしょう。 ということで、今日のヨガを始めるにあたり あさい「ポージングは難しいだろうけど(身体かたいから)、呼吸だけはしっかりと落ち着いてやってやるぜ!」 という気概が生まれました。 が、やはりヨガのポーズと言うのは基本であれ私にはきつい! ちゃんと呼吸出来たのは 【しかばねのポーズ】の時だけでした! しかばねのポーズは、その名から分かるように、ただ仰向けになって気持ちを落ち着けるもの。 しかしこのポーズ。 ・そこまでのレッスンで疲れていると(私のことです) ・そのまま寝ちゃう可能性が高い(私のことです) ・非常に難易度の高いポーズだと見た!(そんなことはない) てなわけですので、ちょっと真面目に書いてしまったけれど、 ヨガ=美容・ダイエット というよりは、精神的な安静を得るためのツールとして考えたレッスンでした。 非常に面白いですね。 (注)坐禅と表記せず、座禅と書いているのに意味はありません。変換で最初に座禅が出たからです。正確には坐禅でしょうか。どっちでもいいですよね。 === NPO法人ラナップ 関連サイト === ・NPO法人ラナップ 公式サイト →公式サイトになります。 ・NPO法人ラナップ WEB版ラナップ通信 →活動報告の広報誌、ラナップ通信を読めます。 ======================= お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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