テーマ:シナリオを読む人(51)
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お元気ですかshopanです。
先日プロフィール欄に年表を入れました。 私の拙文にはジカに作品が出て○才の頃などと云い ましてもツジツマがあわなくなるとタイヘン。 年齢こそ出していませんが|おじん|です。 精神的には|若い|方だと思っています。 インターネットなどで知り合った― 若い人たちがウヨウヨ、もうタイヘン。 これは意外な|未体験の|世界でありました。 友達のように―くったくのない意見を云って くれますから、これは勉強になります。 私は青春時代を|映画全盛|時代に― 過ごしています。いろいろなことを見てきました。 増村保造とか岡本喜八や―裕次郎とか― リアルタイムで見ています。 黒澤映画は戦後すぐの数本以外は全部リアルタイムで みています。ひとりの人間が映画監督として― 青春時代から年々作品を開きトシをとっていく、 その名声とナマの男との生きザマを―私は それなりに距離を抱えてジカにみてしまうという それは、なにものにも代え難い貴重な体験でした。 だから黒澤監督について、例えひと言でもふれることが あれば―こちらも名を明かすぐらいの礼儀作法は― わきまえておく|これは私の生き方|であります。 また「キネマ旬報」の編集部が、いきなり総入れかえ のときは|映画批評|のありかた―を習いました。 新聞記者の|映画評|これには驚いています。 |映画|が|新聞|で語られる、 あるいわ|語られかた|―なにか映画が相性のいい |語られかた|をするときのカッコよさ。 それが映画を|も一つ|大きく|していくような 感じでありました。 しがない私の|年表|ではありますが、 それが|私のつとめ|のように感じたのです。 シナリオ大好き〈9〉 ―――――――――――――――――――――――――――――――― ★【049】火火|高橋伴明 なにか不思議な雰囲気を感じていた作品。 しかし|お~まじめ|な作品。 陶芸の世界に頑張る女と息子のハナシ。 題名の|火火|ひび―と読んでいい。 女として陶芸家として母親として 灯し続けた―火 そして、息子のいのちの―火。 貧苦のどん底からはい上がる|女|―をやる。 田中裕子さんて何か平凡で妖しくていいよね。 願いの陶芸を仕上げる迄の苦労を 細かく描いて、次はという感じで 息子の難病がおおい被さってくる。 シナリオでは陶芸品が何もの程度のものかは つかめないが、ともかく|やったんだ|。 息子の死に対して|白装束|の女― いっけん|母もの映画|のような 三益愛子とは違うけれども|元気な|母もの|映画の ような、ウンなにかいいのよね。 つい|緋牡丹のお龍|をチラッと感じてしまう、 いや私の見過ごしかもしれないが そんな雰囲気なのです。 |田中|の存在がいいのです。 シナリオ掲載誌★月刊「シナリオ」05-2 ―――――――――――――――――――――――――――――――― お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
February 3, 2005 07:33:20 AM
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