硬くて固い宝石の石
金剛石/ダイヤモンドこれは、フリーページの宝石達の履歴書中々フリーページまで見る人が居ないだろうなぁ~(^^;と、思うので、一番最初の「ダイヤモンド」だけ此処に入れる事にした。もう1つ画像を入れるけどまず、石の色々な話からね。ダイヤモンドと云う石。モース硬度は10 ヌープ硬度は5500~6950和名は金剛石と云う。地球の深い深い地下マントルで生まれる宝石。自然な結晶としてのダイヤモンドは、八面体や十二面体結晶として出来る。その他にも六面体の基本形結晶とそれらを組み合わせた各種の晶相を示す。又、その結晶が湾曲したり形状がゆがんだり双晶に成ったりと色々の形状で産出する。色としては、無色(カラーレス)を基準とし後ファンシーカラーの黄色褐色 青色 緑色 オレンジ色 ピンク色 赤色鋼灰色等多彩な色を有する。ダイヤモンドの色(詳し目)ファンシーグレーダイヤモンド灰色(グレイ)のダイヤモンドというのはカラーダイヤなのかどうかは、意見が分かれるところ。白と云うのか、無色いわゆるカラーレスとは、言わないから?/?カラーなのかな?何れにしても、珍しい部類。灰色の色の起源諸説有るけど、まぁ少しだけ石の中に混入する暗い色のインクルージョンの量(実にシンプルな理由)何らかの外的圧力で、結晶に欠陥が出来て一部の炭素が別のものに置き換わってしまった??(うむむむ,,難しくて、ややこしい~答えだけど&省略)まぁ、見つけたらちっこいダイヤモンドでも宝物ですね♪珍しいところで、「ダイヤモンド カメレオン タイプ」なんてものも有る。これは、いわゆるレアもの。(稀)このダイヤモンドは温度で色が変わっちゃうのです。動物のカメレオン君も、色が変わっちゃう原因は温度それとおんなじように、このダイヤモンドも温度で(軽く暖める)と、グレイグリーンからライトイエローに変身!!因に産地は南アフリカ...と言われていますが、超希少なレアもの 真実は不明だそうです。次いでに、この「カメレオン ダイヤモンド」のお話発見されたのは1943年と云うから、まだ近年ですね。大きさと云うのか、ctは2.24ct。何れ、画像は入れるけどまだ編集前(^^;;発見して採掘して研磨した後で 強い光を当てたん出そう。そしたら、そのダイヤモンドはブロンズ色からグリーンに変化したので、一躍有名に成ったとか。で、1953年アメリカのC.A.カイガー社(カンサスシティー)がそのダイヤモンドを購入する際にこのダイヤモンドを「カメレオン ダイヤモンド」と名付けた。この会社は、その後換金の為にテキサスの宝石商に預けたんだけど、現在の所在は不明なんだそうな。ダイヤモンド結晶の中の結晶インクルージョンとしては、これ又色々な石を取り込む。ガーネット オリビン(ペリドット) ダイオプサイト等の結晶ダイヤモンド結晶がインクルージョンとして他の宝石の中に内包されると云うような事は、まずあり得ない。でも先きに生成されたダイヤモンドの小さな結晶片を後から追い越した早い生成の別のダイヤモンドがソレを包み込む事は有るそうだ。そして、その両方の境界線=インクルージョンの輪郭が明確にその中に認められる事が有る。これが、ダイヤモンドの中のダイヤモンド インクルージョンと云う事。初生的な生成で、生まれたものである。これらのインクルージョンは八面体か、壁開原石(三角)又は、変形した歪んだ結晶での内包で有る事が観察されるそうな。ダイヤモンドで作られた窓アメリカの航空宇宙局(NASA)は、1978年 金星探査の為に打ち上げた人工衛星2個を続いて打ち上げた。2個目の人工衛星「マルチ プローブ衛星」には通常の衛星の観測窓に赤外線ラジオ メーターに入る光線の赤外線域の波長を妨害無しに正しく調節する為にダイヤモンド製の窓が着けられた。この窓のダイヤモンドは、1セント銅貨を2個重ねた大きさで重量が約13,5ct。予想通りの機能を発揮したと云う。このダイヤモンドの窓は、NASAからヒューズ社が受注して研磨したのは宝石の研磨で有名なアムステルダムだと云う話。ダイヤモンドの色ファンシーカラーの青色とピンク色はは人工着色のものが多い。昔は、青色(特徴的な蛍光ブルー色)だけが、人工着色と云われたが、近年ピンク色のダイヤモンドも人工着色が可能に成ったと云われる。人工着色では無い青色のダイヤモンドは電導性が有る為簡単に判別が出来ると云う。地球上で一番硬い石モース硬度の真実硬度が10のダイヤモンドと次の硬度が9のサファイヤの差一様に、9から10は直ぐ其処...と思えるけれど実のところは、ダイヤモンドとサファイヤの硬さは約140倍の硬さの違いが有る。宝石の標準硬度は7のクォーツそれからみるとダイヤモンドは、11,666倍!吃驚だねダイヤモンドは何処から来た?地球の奥深くから、出て来るマグマはその時通り道にあるダイヤモンドを運んで地上近くに出て来ると云われる。地上近くに出たマグマは、特殊な火山岩と成りダイヤモンドを含む噴出物が火山岩の周りに散らばる。火山から出た噴出物は、雨風に浸食されて砂礫と成る。昔は、その中からダイヤモンドを採掘していたそう。でも、時代も後に成って火山岩にもダイヤモンドが含まれている事が判り大量のダイヤモンドが採掘される様に成りました。現在露天掘りで採掘されているのは、主に火山岩中のダイヤモンドだと云われている。ダイヤモンドの輝き宝石のダイヤモンドの輝きは屈折に因るもの。太陽のプリズム(虹色の分解光)で光が赤から紫に分かれる。これと同じ事がダイヤモンドの中でも起こる。光が通過する時短い波長である紫色は強く長い波長の赤色は弱く屈折する。ダイヤモンドの屈折率は2.417と非常に高い屈折率を持つため紫色から赤色に分散した虹色光が一面に出て来る為なんね。画像は、ダイヤモンドの結晶と、加工されたブローチこれは「ターゲット ブローチ」と云いダイヤモンドの輝きを出す為に複雑なカットが施されている。1910年頃の作品/アルビオンアート蔵ダイヤモンドと云う名前ダイヤモンドの名前は、万物最高の硬さを意するギリシャ語の”征服しがたい”と云う「a+damaeim」に由来する。参考資料/天然石と宝石の図鑑/塚田雅広 宝石宝飾大事典/近山晶編著 世界の天然無処理宝石図鑑/柏書店「無処理宝石図鑑」編集室編