ルゼルの情報日記

[カンツォーネ；イタリアン・POPS,ROCK] カテゴリの記事

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  『パトリツィオ・ブアンネ/ PATRIZIO BUANNE』 （限りなき世界）

  ☆’６０年代～’８０年代のカンツォーネ（イタリアのポップス）を英語とイタリア語で歌い、イギリスを含めヨーロッパ中でゴールド・ディスクを獲得したいへんな人気になっている新人シンガー、パトリツィオ・ブアンネです。ロイヤルフィルをバックにとても２７歳とは思えないほど、クールヴォイスでエレガントに歌い上げています。パトリツィオは、イギリスやアメリカでも成功し世界のエンターティナーになりたいと思っているようです。ステージ上の彼の姿を見ていても華がありその資格十分だと思います。日本でも、音楽雑誌で特集を組まれたり、『題名のない音楽会』に出演したりして徐々に知られるようになって来ています。以前日本でもカンツォーネブームがありましたが、その頃のファンの間でも高い評判を取っています。実に三十数年ぶりに大々的に世界でカンツォーネが聴かれることになり私にとっても嬉しいことしきりです。このパトリツィオのデビューアルバム『限りなき世界』国内盤は、DVDが付いていて、『限りなき世界』のプロモビデオとインタビュー映像が収録されていてどちらも期待を裏切らない良い出来になっています。インタビュー映像でもバックにレコーディング風景や彼の歌っている姿が映し出されており至れり尽くせりの内容になっています。なお、彼のセカンドアルバムも『限りなき世界』のような、カンツォーネ（イタリアンスタンダード）アルバムになるとのことです。イタリアは、歌と情熱の国とも呼ばれ、クラシックのオペラのほとんどはイタリア語で歌われています。パトリツィオはイタリアから久々に出た世界的シンガーに成長するように思います。

  September 7, 2006

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  『ミーナ/ MINA』 （VIVA LA DIVA）

  ☆イタリア音楽通のK'zuさんからミーナのいいアルバムがあるとの情報からこの『VIVA LA DIVA』を手に入れました。このアルバムはラテンヒット・ポップスと彼女のヒット曲をスペイン語で歌った興味深い作品です。ミーナは、カンツォーネ、ポップス、ロック、ジャズまで幅広く歌いこなしまたイタリア語のほかフランス語、英語、スペイン語、ポルトガル語でも歌っておりそのすべてが素晴しいものとなっています。今回のようなオールスペイン語のCDは珍しく、また斬新なジャケット写真も見事なものです。彼女のヒット曲からは、『信じられない』『アンモーレ・ミオ』『インシエルメ』『愛の火は消えた』など、ラテンポップスからは、アルマンド・マンサネーロの『アドロ』『SOMOS NOVIOS/イッツ・インポッシブル』などが聴き所です。

  September 3, 2006

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  『ジリオラ・チンクェッティ/ GIGLIOA CINQUETTI』 （カンツォーネ）

  ☆ジリオラ・チンクェッティは、わずか１６歳でサンレモ音楽祭に出場して『夢見る想い』を歌い優勝し、しかもユーロビジョン・コンテストでも優勝し、新人シンガーとして輝かしいスタートを切りました。彼女は写真のとおりの清楚なお嬢さんで、その歌声も澄み切った美しいものでした。彼女はイタリアのみならず日本でも大人気になり、ボビー・ソロ、ウイルマ・ゴイクなどと共に日本にカンツォーネ・ブームを引き起こしました。日本でのヒット曲は、『雨』を筆頭に『愛は限りなく』『夢見る想い』『ナポリは恋人』『薔薇のことづけ』『つばめのように』『太陽のとびら』『恋よまわれ』『白いバラ』『花咲く丘に涙して』など多数あります。上部の写真は、デビュー当時の’６０年代のジャケット写真で、下部の写真は、カムバックした’９０年代のジャケット写真です。

  August 30, 2006

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  『ティツィアーナ・リヴァーレ/ TIZIANA RIVALE』 （SARA QUEL CHE SARA）

  ☆’８３年のサンレモ音楽祭で新人で出場し『SARA QUEL CHE SARA』を歌い見事優勝したティツィアーナ・リヴァーレです。この曲は私の大好きな曲で、リッカルド・フォッリの大ヒット『過ぎ行く日々の物語』の作曲者でもあるマウリッゾ・ファブリッゾの作品です。綺麗なバラード曲で、ティツィアーナも見事に歌い上げていますが、やはりメロディーそしてアレンジは抜群に良いですね。

  August 29, 2006

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  『アンナ・イデンティチ/ ANNA IDENTICI』（愛の花咲く時/ QUANDO M'INNAMORO/ A MAN WITHOUT LOVE）

  ☆パトリツィオ・ブアンネが歌っている『愛の花咲く時』を初めて歌ってヒットさせたシンガーがアンナ・イデンティチです。’６８年のサンレモ入賞曲で彼女はちょうどジリオラ・チンクエッティのように清純な感じで歌っていました。この『愛の花咲く時』は日本ではエンゲルベルト・フンパーディンクの英語盤のほうが良く知られています。アメリカ、イギリスでもエンゲルベルトのバージョンはヒットしましたので、この曲は世界的に良く知られたナンバーとなるでしょう。オリジナルシンガーのアンナは詳しいカンツォーネファンくらいしか知られていませんが、この曲のほか『ウイーンのバラ/UNA ROSA DE VIENNA』『雨のロマンス/ TAXI』などのヒット曲があります。いずれも女性らしいソフトで綺麗な歌声です。

  August 29, 2006

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  『パトリツィオ・ブアンネ/ PATRIZIO BUANNE』 （限りなき世界；ITALIAN）！

  ☆今、イギリスはじめヨーロッパで大人気となっている新人アーティスト、パトリツィオ・ブアンネです。イタリア生まれウィーン育ちの好青年で、オーケストラ（ロイヤル・フィル）をバックにカンツォーネを英語とイタリア語で歌っています。（曲によっては全部イタリア語）アルバムタイトル『限りなき世界/ IL MONDO』は、’６５年にジミー・フォンタナが歌った有名な曲で、エンゲルベルト・フンパーディンクも英語で歌ってヒットさせています。その他、『愛の花咲く時』’６８『ケ・セラ』’７０『コメ・プリマ』’５９、『イタリアーノ』’８３、のサンレモヒットやイタリア民謡などが収録されています。ロマンティック・クール・ヴォイス、パトリツィオ・ブアンネ、クラシカル・クロスオーバーとはまた違って、イタリアのスタンダード・ポップスを英語とイタリア語で歌うという新しい試みに日本でも人気が出そうな感じがします。『限りなき世界；ITARIAN』１、限りなき世界２、アモーレ・スクーザミ３、ささやき（ゴッドファーザー）４、愛の花咲く時５、ケ・セラ６、コメ・プリマ７、イタリアーノ８、ホーム・トゥ・マンマ９、ルーナ・メッツォ・マーレ１０.アルタ・マレア１１、孤独１２、ローマの宵１３、君を信じて１４、五月の夜１５、ザッツ・アモーレ１６、ウィンター・ワンダーランド(国内盤初回限定盤はDVD付き）

  August 23, 2006

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  『ウイルマ・ゴイク/ WILMA GOICH』 （カンツォーネ）

  ☆ウイルマ・ゴイクは、日本でも『花のささやき』『花咲く丘に涙して』などのヒットでよく知られています。チンクエッティ、ボビー・ソロなどとともに日本でのカンツォーネ・ブームを担った人気シンガーです。『花のささやき』に見られるような明るく澄んだ歌声はとても魅力的でした。彼女にはこの曲のほか、ルイジ・テンコの傑作『愛のめざめ』『夜の想い』、『ささやく瞳』『花咲く丘に涙して』などのヒット曲があります。どれも名曲ぞろいで曲にはたいへん恵まれていました。このCDは、現在国内発売されているものですが、残念ながら全曲再録音で、オリジナル録音盤はイタリア盤FLASHBACKシリーズの『ウイルマ・ゴイク/ WILMA GOICH』のみです。

  August 22, 2006

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  ☆『TIME TO SAY GOODBYE』 （作曲者；フランチェスコ・サルトーリ）

  ☆サラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリとのデュエットで世界的に大ヒットした『TIME TO SAY GOODBYE』ですが、この曲を作曲した人物、フランチェスコ・サルトーリを調べたらあるロック・グループに在籍していたことがわかりました。イタリアでは有名なプログレッシヴ・ロックグループ、レ・オルメ（LE ORME)に’９２年～’９７年頃まで在籍していたようです。レ・オルメは’７０年代が黄金時代で’８０年代以降も活動はしていましたがサルトーリは、新人キーボード奏者として短期間だけ在籍したということです。グループを辞めたのも、当然ですが『TIME TO SAY GOODBYE』が世界的ヒットとなって作曲家業に専念するためです。サラ・ブライトマンとアンドレア・ボチェッリのアルバムが各１５００万枚前後、そしてシングル、他のアーティストのアルバム収入、演奏等で相当な印税が転がり込むことになりますからね。いずれにせよ『TIME TO SAY GOODBYE』は、今後もポピュラーからクラシックのアーティストまで幅広く取り上げられますます大スタンダード・ナンバーとなって行くことでしょう。Quando sono solosogno all’orizzontee mancan le parole,Si lo so che non c’è lucein una stanza quando manca il sole,Se non ci sei tu con me, con meSu le finestremostra a tutti il mio cuoreche hai acceso,chiudi dentro mela luce chehai incontrato per strada.Time to say goodbye.Paesi che non ho maiveduto e vissuto con te,adesso si li vivrò,Con te partiròsu navi per mariche, io lo so,no, no, non esistono più.It’s time to say goodbye…Quando sei lontanasogno all’orizzontee mancan le parole,e io sì lo soche sei con me,tu mia luna tu sei qui con me,mio sole tu sei qui con me,con me, con me, con me.Time to say goodbye.Paesi che non ho maiveduto e vissuto con te,adesso si li vivrò.Con te partiròsu navi per mariche, io lo so,no, no, non esistono più,con te io li rivivrò.Con te partiròsu navi per mariche, io lo so,no, no, non esistono più,con te io li rivivrò.Con te partirò.Io con te.

  August 19, 2006

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  『ベティー・クルティス/ BETTY CURTIS』 （カンツォーネ）

  ☆明るく透明感ある歌声が魅力的でした、ベティー・クルティス。’６１年のサンレモ優勝曲『アル・ディ・ラ/ Al di la』は、彼女の美しい高音をうまく生かした傑作です。この曲は、彼女のほかルチアーノ・タヨーリ、エミリオ・パリコーニ、レイ・チャールズ、コニー・フランシスなど数多くのアーティストが取り上げています。日本の高校の教科書にも『アル・ディ・ラ』が掲載されているものもあります。♪Al di la del bene piu preciono,ci sei tu.Al di la del sogno piu ambizioso,ci sei tu.＜主な代表曲＞１、アル・ディ・ラ/ Al di la２、アモール・モン・アモール、マイ・ラヴ/Amor,mon amour,my love３、愛のシャリオ（恋のシャリオ）/ Chariot４、ガンタナメラ/ Guantanamera５、La pioggia cadra６、Una marcia in fa７、Aiutami a piangere８、Tu si na malinconia９、Ci vogliono i mariti１０、Stesera pioveなど・・・・

  August 1, 2006

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  『ニュートロルス/ NEW TROLLS』 （イタリアン・ロック）（UT,CONCERTO GROSSO.PER1)

  ☆ワールドカップ、イタリアチームの優勝を祝してちょうどそれにふさわしいジャケット写真がありましたので登場させます。イタリアン・ロックの中心的存在、ニュートロルスのアルバム『UT』です。イタリア国旗の３色をモチーフにしたシンプルにして鮮やかなジャケットです。’７２年の彼らの傑作アルバムでクラシック、ジャズを取り入れた斬新なロックサウンドが展開されます。私は特に７曲目の『PAOLO E FRANCESCA』がお気に入りです。隣の紫のアルバムは、彼らの最高傑作でイタリアン・ロックの金字塔とも言える大傑作アルバム『コンチェルト・グロッソ』です。（１９７１年）ロックとバロック音楽を融合させた美しくもダイナミックなサウンドには感激せずにはいられません。幸いにして２枚とも、日本で立派な紙ジャケット盤で発売されています。

  July 11, 2006

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  『フランコ・バッチアート/ FRANCO BATTIATO』 （イタリアン・ポップス）

  ☆イタリアの大物カンタウトーレでプロデューサーでもあります。アリーチェを世に送り出し、ミルバやジャンニ・モランディーなどのバッティアート作品集をプロデュースしています。現代音楽にも造詣が深く、作曲に関しては独特の作風があります。とにかくメロディーにしてもリズムにしても変化が激しく、ものによっては曲の展開がまったく読めないものもあります。アレンジに関しては、電子楽器を使ってはいますが穏やかなものが多く聴き易い感じがします。慣れてくれば次第に良さがわかるような気がします。写真１は、アリーチェとのデュエットで大ヒットした『I TRENI DI TUZEUR』で、アリーチェの高音が切なく、じわじわと泣けてくるようなバラードです。写真２は、名盤『LA VOCE DEL PADRONE』写真３は、珍しく他人のの曲を歌ったものでこちらも素晴らしいアルバム『FLEURS』です。

  July 11, 2006

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  『リタ・フォルテ/ RITA FORTE』 （イタリアン・ポップス）ワールドカップ・優勝記念！

  ☆ワールド・カップ；イタリアチームの優勝を記念して前回好評だった『リタ・フォルテ』をまた登場させます。あらためて世界を見回してもこれほどの美人シンガーはなかなかいません。明るい性格で歌声も魅力的となれば、日本のレコード会社も、CMに起用するとか売り方をうまくやれば売れると思うんですがね。写真は、今年イタリアで発売されたばかりの新譜『CON TUTTO IL MIO CUORE』です。今回は、オリジナル曲に加え、ナポリターナ、ヒット・ポップスをレパートリーにして新境地を開いています。ヒット・ポップスは、『NEW YORK NEW YORK』『UNFORGETTABLE』『MY WAY』の３曲でリタはこれらを英語でしっとりと情感込め歌っています。私は、『UNFORGETTABLE』がお気に入りですね。『CON TUTTO IL MIO CUORE』RITA FORTE1,VIAGGIANDO NEL TUO CUORE2,SE TELEFONANDO3,ALMENO TU NELL'UNIVERSO4,SE MI LASCI NON VALE5,REGINELLA6,NEW YORK NEW YORK7,E SOLTANTO UNA CANZONE8,DANZAMI9,UNFORGETTABLE10,L'AMORE A VOLTE PUO TORNARE11,AMMAZZATE OH!12,DICITENCELLO VUJE13,LE DONNE SONO UN'ALTRA COSA14,SE NON HAI MAI AMATO UNA DONNA15,MY WAY(特に７曲目、８曲目は、迫力あるバラード曲で圧巻）

  July 10, 2006

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  『カテリーナ･カセッリ/ CATERINA CASELLI』（イタリアン･ポップス）

  ☆やや荒削りながらロックビートの効いた迫力ある歌声で、’６０年代～’７０年代にかけてイタリアで大人気でした。『NESSUNO MI PUI GIUDICARE』『INSSIERME A TE NON CI SIO PIU』などヒット曲は多数、また、『黒く塗れ』『デイドリーム･ビリーバー』『パーリー･スペンサーの日々』などの海外ヒットのカバーもなかなか良い味を出しています。独特な金髪の髪型はCASCO D'ORO(黄金のかぶと）と呼ばれていました。その後、名門CGDレコードの社長婦人になり、歌手活動は休業の形になりましたが、CGD傘下のシュガーレーベルでプロデューサーとしてアンドレア･ボチェッリ、フィリッパ･ジョルダーノ等を世に送り出しています。写真１は、’９０年に一度だけカムバックしたときのアルバム『AMANDA MIA』写真２は、’７４年のトータルアルバム『PRIMAVERA/ 春』

  June 30, 2006

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  『フィオルダリーゾ/ FIORDALISO』 （イタリアン･ポップス）

  ☆イタリアの人気女性シンガー、フィオルダリーゾです。主に’８０年代～’９０年代に活躍しましたが、最近また、久しぶりにサンレモ音楽祭に出場しました。ハスキーで迫力ある歌声は新人の頃から注目されていました。２度目のサンレモで『ORAMAI/今は幸せ』を歌い注目され、翌年『NON VOGLIO MICA SPORCA POESIA/ お月さまなんていらない』が大ヒットし一躍スターの仲間入りすることになりました。その後『IL MIO ANGELO』『FATTI MIEI』『PER NOI』『SE NON AVESSI TE』『IL MARE PIU GRANDE CHE CE(I LOVE YOU MAN』などコンスタントにヒットを飛ばしました。

  June 30, 2006

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  『ホセ・ルイス・ペラレス/アリーチェ/リッキとポーヴェリ/ミア・マルティーニ/パティ・プラボー/ダニエル・サンタクルツ・アンサンブル/サンレモ』（最近購入したCD)

  １、『JOSE LUIS PERALES/BEST 2CD+1DVD』DVDの内容は’８０年代に彼がTV番組に出演した時の映像を集めたもの。２、『GUANTE VOLTE/MIA MARTINI』ミアの’８２年のアルバムでヒット曲『BAMBOLINA』を収録。３、『ALICE/STUDIO COLLECTION』アリーチェのEMI時代のオリジナル録音による２枚組ベスト盤。４、『RICCHI＆POVERI』ヒット曲『DOLCE FRUTTO』を収録した初めての盤。５、『PATTY PRAVO/ CANZONI STUPENDE』２CD＋１DVD音質の良い２枚組ベストCDと’９７年のライヴを収録したDVDが付いたBOX。６、『DANIEL SENTACRUZ ENSEMBLE』『哀しみのソレアード』などを収録した彼らの珍しいCD。７、『GLI ANNI D'ORO DEL FESTIVAL DI SANREMO.VOL６』’７０年～’８０年代のサンレモ出場曲を収録したCD。『SARA QUEI CHE SARA/ TIZIANA RIVALE』’８３年優勝曲は、初めてオリジナル音源で収録。

  June 24, 2006

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  ☆『アル・バーノ＆ロミナ・パワー/ AL BANO&ROMINA POWER』 （イタリアン・ポップス）

  ☆イタリアの人気夫婦デュオ、アル・バーノとロミナ・パワーです。粘っこいハイトーンヴォイスのアル・バーノと清楚なお嬢さんヴォイスのロミナ・パワーの絶妙なハーモーニーが聴かれます。彼らのの代表作はやはり、『フェリチタ/ FERICITA'』ということになるでしょう。この曲は、’８２年のサンレモで２位になった曲ですが大ヒットとなり、イタリアを飛び越えフランス、スペインをはじめヨーロッパ中で大ヒットとなりました。このあたりから彼らは快進撃をつづけ、’８４年には『CI SARA』でサンレモ優勝となるなどヒット曲、名曲を次々に発表していきました。＜主な代表曲＞『FRICITA』『CI SARA』『NOSTARGIA CANAGLIA』『LIBERTA』『SHARAZAN』『CANZONE BLU』『L'AMORE E'』『SEMPRE SEMPRE』『ACQUA DI MARE』『MAGIC OH MAGIC』『PERCHE』『OGGI SPOSI』・・など多数。

  June 18, 2006

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  ☆『パティ・プラボー/ PATTY PRAVO』 （イタリアン・ポップス）

  ☆派手なルックスとエキセントリックな激しい歌い方をする、イタリアの本格的シンガー、パティ・プラボーです。’６０年代後半から活躍し始め、まるでフランスのニコレッタのような強烈な個性でヒット曲を連発し、’７０年代は彼女の黄金時代となりました。『LA BAMBOLA』『SENTIMENTO』『IL PARADISO』『NEL GIARDINO DELL'AMORE』（’６０年代）『PER TE』『NON ANDAREA』★『TUTT'AL PUI』『LOVE STORY』『NON TI BASTAVO PIU』『PAZZA IDEA』『COME UN PIERROT』『INCONTRO』『GRAND HOTEL』『TANTO』『PENSIERO STUPENDO』『AUTOSTOP』・・・（’７０年代）オリジナル曲のほか、シャンソンも積極的に取り上げ、レオ・フェレやジャック・ブレルなどの名曲を見事に歌い上げています。’８０年代は低迷しましたが、’９０年代の後半に息を吹き返しサンレモ音楽祭出場、ライヴ活動、レコーディングと精力的な活動をしています。彼女の録音は、数社にも及び集めるのがたいへんですが、最近ソニーとBMGが合併したため、彼女の絶頂期の録音が手に入りやすくなっています。

  June 17, 2006

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  『リタ・フォルテ/ RITA FORTE』 （イタリアン・ポップス）

  ☆イタリアの人気美人シンガー、リタ・フォルテです。ルックスに違わぬ魅力的な声で切々と歌っています。’９０年代から活躍し始め、サンレモ音楽祭新人部門３位の実績があります。代表曲は、『E'SOLTANTO UNA CANZONE』『NON COLPA DI NESSUNO』『LE DONNE SONO UN'ALTRA COSA』など・・アルバムはどれをとっても選曲も良く、まとまりのある好アルバムになっています。*ご案内*本日をもちまして、アクセスが５００００件に達しました。皆様いつも『ルゼルの情報日記』をご覧頂き有難うございます。今後とも、バージョンアップしていくつもりでおりますのでどうぞ宜しくお願いいたします。２００６年６月１６日、ruzeru125

  June 16, 2006

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  『クリスチャン/ CHRISTIAN』 （イタリアン・ポップス）

  ☆主に’８０年代～’９０年代に活躍したイタリアの人気シンガー、クリスチャンです。一時はイタリアのフリオ・イグレシアスなどと呼ばれたこともありました。マッタリとした歌声で、幾分ルックスに助けられていた感もありますが曲には恵まれてヒット曲は多数あります。『ABBRACCIAMI AMORE MIO』『ARIA E MUSICA』『CARA』『DANIERA』『SIGNORA』『PARLAMI』『UN'ALTRA VITA,UN ALTRO AMORE』『AMORE』『TU VITA MIA』『SE TE NE VAI』

  June 13, 2006

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  『イレーネ・ファルゴ/ IRENE FARGO』 （イタリアン・ポップス）

  ☆イタリアの本格的女性シンガー、イレーネ・ファルゴです。なんと言っても彼女の魅力は、歌声の美しさにあります。今まで聴いたことがない、ほんとに澄み切った綺麗な声をしています。彼女は’８０年代の終わりにデビューし、サンレモ音楽祭などでもそこそこの実績を出してはいるのですが、歌うスタイルがオーソドックスすぎるのか、また、さほど曲に恵まれないこともあって一般的な人気には至っていません。ただ、カンツォーネ、イタリアンポップス通の間では評価が高いシンガーです。アルバムは数枚出してますが、イタリアンポップスと言うよりは昔のカンツォーネ風な作品が多いです。ナポリターナのアルバムの録音もあります。最近は、テレビやミュージカルの仕事をしているようですが、レーベルを移籍して、シャンソンなどを歌った興味深いアルバムを続けて発表しました。私は思うのですが、彼女にもし有能なプロデューサーと作曲家が付けさえすれば、きっと国際的なシンガーになれるような気がしてなりません。

  June 12, 2006

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  映画『息子の部屋』の挿入歌；カテリーナ・カセッリ(INSIEME A TE NON CI STO PIU)

  ☆イタリア映画、カンヌグランプリ作品『息子の部屋』のなかで、在りし日の幸福な家族の風景を描いたドライヴシーンがあるのですが、ラジオから流れるポップスにあわせて家族全員が嬉しそうに合唱するというこの映画の中でも名場面のひとつでした。この爽やかなバラード曲がとても良い曲だったので、なんと言う曲なのか調査しました。歌っているのはカテリーナ・カセッリ（CATERINA CASELLI)とすぐ解りましたが曲名が解らず難航していたところ、情報を寄せてくれた方がいて１９６８年のヒット曲、『INSIEME A TE NON CI STO PIU』CATERINA CASELLIと判明しました。さて次は、オリジナル録音でCDを手に入れなくてはと捜したところ写真のワーナーのベスト盤にのみ収録されているのが解りすかさず発注してめでたく手に入れることが出来ました。何度も聞き返しましたが、あのドライヴシーンが浮かびますね。全編に流れる悲壮感と対比しても、あの映画の象徴的一場面のような気がします。

  June 6, 2006

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  『アリーチェ/ ALICE』 （イタリアン・ポップス）

  ☆アリーチェは、個性的な張りのある低音が魅力の女性シンガーです。彼女は’７０年代にデビューしましたが最初は、ピアノの前で静かに歌うようなシンガーでした。大ヒットのようなものはありませんでしたが、『希望に燃えて/ IO VIGLIO VIVERE』は、大変な名曲で後にリッカルド・フォッリやフランスのジェラール・ルノルマンがカバーしています。（L'ENFAT DES CATHEDRALES)しかし’８０年代に入ると、大物カンタウトーレ、フランコ・バッチアートのサポートを受け大胆にイメージチェンジをします。大胆にロックビートを取り入れ、静のアリーチェから動のアリーチェへ変化しました。そして、’８１年バッチアートの独創的なナンバー、『エリーゼのために/ PER ELISA』でサンレモ音楽祭優勝を成し遂げ、曲も大ヒットとなりました。その後も、バッチアートの曲を中心にコンスタントにヒットを出し今日に至っています。アリーチェとバッチアートのデュエット曲で『I TRENI DE TOZEUR』というのがあるのですが、これも切なさがにじみ出るようなとても良い曲です。*上の写真は、『PER ERISA』『I TRENI DE TOZEUR』が収録されている輸入盤CDで、下の写真は、『希望に燃えて』が収録されている国内盤CDです。

  June 1, 2006

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  『ミエッタ/ MIETTA』 （イタリアン・ポップス）

  ☆イタリアの人気女性シンガー、ミエッタです。イタリア音楽会の重鎮、アメディオ・ミンギに認められ’９０年のサンレモ音楽祭でアメディオとのデュエット曲『VATTENE AMORE』を歌い３位に入賞し大ヒットを記録します。この曲はとても良い曲で、初々しいミエッタのヴォーカルが聴かれます。その後ソロアルバムを発表し、順調にキャリアを築いていきました。彼女の歌声は、低いトーンですが柔らかさもあり実に魅力的です。そしてサウンドは、ブラックコンテンポラリーやダンスミュージックの影響を受けたとてもモダンなものとなっています。ビル・ウィザース、グローバー・ワシントンjrの『Just two of us』をカヴァーした『Dentro L'anima』などは、本人たちより良いくらいです。写真１は、彼女の好編集のベスト盤で、『CANZONI』『VATTENE AMORE』（ソロ）、『LA MIA ANIMA』『FARE L'AMORE』など彼女の代表曲が満載です。写真２は、最新作のアルバム『PER ESEMPIO・・・PER AMORE』で、CDジャケット、インナージャケットも良くて、もちろん内容も大人のミエッタの魅力たっぷりです。

  May 31, 2006

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  ☆『トト・クトゥーニョ/ TOTO CUTUGNO』 （イタリアン・ポップス）

  ☆トト・クトゥーニョは、イタリアのカンタウトーレ（シンガー・ソングライター）で、特にビートルズにも迫るくらいのポップセンスあふれる華麗なるメロディーは大御所、ドメニコ・モドゥーニョも取り上げるほどで大人気ですまたこの人気はイタリアのみならずフランスにも及んでいます。彼は、ロックグループ『アルバトロス』の中心的メンバーで、『AFRICA』『OASIS』『VOLO AZ 504』などを大ヒットさせ、グループ解散後はソロとなってさらに真価を発揮し次々と大ヒットを飛ばしていきました。『DONNA DONNA MIA』『SERENATA』『INAMORATI』『VOGLIO L'ANIMA』『FRANCESUCA NON SA』『L'ITALIANO』『SOLO NOI』（サンレモ優勝曲）『INSIEME 1992』（ユーロビジョンコンテスト優勝曲）『COME NOI NESSUNO AL MONDO』など多数。彼のヒット曲は、フランスでも原語のままで大ヒットとなっています。その関係で、彼の曲を取り上げるフランスのアーティストが数多くフランス語の歌詞をつけ、これもまた大ヒットになるケースが多いです。主な有名なものとして挙げれば、ダリダ『マンデイ・チューズデイ』ジョニー・アリディー『愛の恐怖』（DERNIERE L'AMOUR, DIETRO L'AMORE)ミッシェル・サルドー『アンシャンタン』ジョー・ダッサン『愛の挽歌』ジョー・ダッサン『ET SI TU N'EXISTAIS PAS』エルベ・ヴィラール『MEDITERRANEENNE』『NOUS』特にダリダとジョー・ダッサンが数多く取り上げています。

  May 29, 2006

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  『アルバトロス/ ALBATROS』（イタリアン・ロック）

  ☆イタリアの人気ロックグループ、アルバトロスの名盤『VOLO AZ504』です。現在カンタウトーレ及び作曲家として大活躍のトト・クトゥーニョの在籍していたグループとしても有名です。グループ名である、アホウドリ（アルバトロス）が飛んでる真っ青で印象的なジャケットですが、このアルバムには、トト・クトゥーニョ作曲・アレンジによる名曲『AFRICA/愛の挽歌』が収録されています。そのほか、『GRAN PREMIO』『SANTAMARIA DE PORTUGAL』などのヒット曲も収録されています。

  May 25, 2006

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  『ミア・マルティーニ/ MIA MARTINI』 （イタリアン・ポップス）

  ☆’６０年代に『ミミ・ベルテ』の名前でアイドル歌手として活動しましたがさしたるヒットにも恵まれず苦難の時代が続きました。’７０年代の初め『ミア・マルティーニ』と改名し、ダリオ・バルダン・ベンボという有能な作曲家に曲を提供されついに’７２年に『いとしのあなた』『私ひとりで』の連続ヒットが飛び出しました。そして’７３年には、同じダリオの曲でミアの代表曲となる大ヒット『愛のメヌエット』が生まれ彼女はスターの仲間入りすることになりました。ミアの歌声は、声質としてはハスキーですがルックスのとおりの可憐さがあり『愛のメヌエット』は、まさに彼女の個性そのもののように感じられます。その後、彼女はハスキーな声に磨きをかけ本格的シンガーの道を歩むことになります。『Padre davvero』『Inno』『Le stelle stan』『Al mondo』『Donna con te』・・などコンスタントにヒットを飛ばし、’８０年代以降は、まるで聴く人の心を突き刺すような絶唱型のシンガーに変貌してゆきます。『Per amarti』『Bambolina banbolina』『Quante volte』『Almeno tu nell'universo』『Nuova gente』『La nevicata del'56』『Gli uomini cambiano』・・などがお勧め曲です。長い間第一線で活躍してきた彼女ですが、残念ながら’９５年に不慮の交通事故で亡くなってしまいました。願わくは、現在大歌手に成長している実の妹、ロレダーナ・ベルテが彼女の意思をついで歌い続けていってもらいたいものです。

  May 24, 2006

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  ☆『リッキとポーヴェリ/ RICCHI E POVERI』 （イタリアン・ポップス）

  ☆イタリアの代表的ポップスグループ、リッキとポーヴェリです。男女２人づつの４人グループで、爽やかでビートの利いたヴォーカルが信条です。彼らは、’７１年のサンレモ音楽祭で『ケ・サラ』をホセ・フェルシアーノと組んで歌い、みごと２位入賞し一躍スターの仲間入りをすることになりました。またこの曲『ケ・サラ/Che sara』は優勝曲をしのぐ大ヒットなり、現在でもスタンダードナンバーとして歌い継がれています。その後も『愛の果実/Dolce frutto』『Una musica』『Penso sorrido e canto』など次々にヒットを飛ばし、サンレモ音楽祭でも常連として活躍しました。’８０年に女性がひとり抜け３人になりましたが、翌年傑作アルバム『E PENSO A TE』を発表し、この中から『Sara perche' ti amo』『Come vorrei』『M'innamoro di te』が大ヒットし順調に新たなスタートを切りました。次のアルバム『MAMMA MARIA』も大ヒットし、’８５年にはついに『Se m'nnamoro』で優勝することになりました。彼らは、いかにもイタリア人のポップスグループらしい明るくビートの利いたポップスを歌い続けています。

  May 22, 2006

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  『セルジョ・エンドリゴ/ SERGIO ENDRIGO』 （イタリアのカンタウトーレ）

  ☆ギターを弾きながらしみじみ歌う本格的カンタウトーレです。’６２年に『君だけを愛して/ IO CHE AMO SOLO TE』が大ヒット、’６６年に『去り行く今/ ADESSO SI'』が大ヒット、この曲は、後にファースト・チリアーノの歌（日本語）で日本でもヒットしました。そして翌年’６７年には、『君を歌う/ CANZONE PER TE』がサンレモ音楽祭で優勝し、その時組んだロベルト・カルロスとともに大ヒットとなりました。この曲がセルジョ・エンドリゴの代表曲とされています。その後’６８年には、『悲しき天使』で有名なメリー・ホプキンと組んで『瞳はるかに/ LONTANO DAGLI OCCHI』を歌いサンレモ２位入賞し、この曲も大ヒットしています。この曲は日本のカンツォーネファンにとっても大変人気がある曲です。セルジュ・エンドリゴは、シンガーとしても優れていますが特に作曲能力にかけては数あるカンタウトーレの中でも随一です。

  May 13, 2006

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  『ルイジ・テンコ / LUIGI TENCO』 （イタリアのカンタウトーレ）

  ☆カンツォーネと言うと声を張り上げ大声で歌うというイメージがありますがルイジ・テンコは、それとは正反対の静かに歌うカンタウトーレでした。まるでシャンソンのようなゆったりとした美しいメロディーと日常の話し言葉に近い表現で書かれた歌詞で綴られた彼の作品は今なお親しまれ数多くのアーティストに取り上げられています。彼は’６２年にデビューし’６７年に自ら命を絶つまでのわずか５年間しか活動期間がありませんでしたが、その間発表した５０曲あまりの曲は今なお輝き続け人々の心の中に生き続けています。＜主な代表曲＞『君に恋して/ MI SONO INNAMORATO DI TE』テンコ、オルネラ・ヴァノーニ他『ヴェドライ・ヴェドライ/VEDRAI,VEDORAI』テンコ、オルネラ・ヴァノーニ、ダリダ他『愛のめざめ/ HO CAPITO CHI TI AMO』テンコ、ウイルマ・ゴイク、オルネラ・ヴァノーニ他『ロンターノ・ロンターノ/ LONTANO,LONTANO』テンコ、オルネラ・ヴァノーニ他『夜の想い/ SE STASERA SONO QUI』テンコ、ウイルマ・ゴイク、オルネラ・ヴァノーニ他『クアンド/ QUAND』テンコ、ジーノ・パオーリ他『チャオ・アモーレ・チャオ/ CIAO AMORE,CIAO』（遺作）テンコ、

  May 13, 2006

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  『ジジ・ダレッシオ/ GIGI D'ALESSIO』 （イタリアのカンタウトーレ）

  ☆目下イタリアで大人気のカンタウトーレ（シンガー・ソングライター）ジジ・ダレッシオです。一見、日本風に言うと陽気な下町の兄ちゃんのように見えますが、いったん歌いだすと二枚目になりますね。線が細くヴィブラートの効いた高音で、切々と自作のナンバーを歌っています。軽快な曲もありますが、彼の持ち味はなんと言っても哀愁のあるバラードです。とにかく各アルバムに、息を呑むほどの良い曲が必ず入っています。DVDで彼のライヴを見ましたが、もう最初から観客は総立ちで乗りに乗って、大変な盛り上がり。ジジも陽気なナポリっ子らしく、ステージ上でも観客を大いに盛り上げ最初から最後まで観客と一緒に合唱するするというすさまじさです。日本ではまだ一枚もCDが発売されていませんが、とにかく曲の良さはかなりの水準にありますから、私は日本でも必ず売れるアーティストだと思っています。（１）『Portamiconte』（２）『Uno come te』最高傑作（３）『Quanti Amori』’０４年最新作（DVD:buona vita il neglio di Gigi D'alessio,EU盤・PAL方式）

  April 19, 2006

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  『サンレモ音楽祭/ FESTIVAL DI SANREMO』

  ☆サンレモ音楽祭というと、最近日本にはニュースがほとんど流れてきませんが現在でもイタリアでは毎年お祭り騒ぎのように盛り上がっています。今年で５６回目になりますが、１９５０年代～７０年台初めは黄金時代でした。１９５８年の優勝曲、ドメニコ・モドゥーニョの『ヴォラーレ』が世界的に大ヒット。アメリカ・ビルボードでも２位まで上がり、なんと第１回グラミー賞・最優秀レコードに輝いています。(Record of the year)'６０年代に入ると日本でも、数多くのヒット曲が出るようになりました。ジリオラ・チンクエッティ『夢見る想い』『愛は限りなく』『雨』など、ウイルマ・ゴイク『花のささやき』『愛のめざめ』『花咲く丘に涙して』ボビー・ソロ『君に涙とほほえみを』『ほほにかかる涙』イヴァ・ザニッキ『涙のわかれ』、ベティー・クルティス『アル・ディ・ラ』マッシモ・ラニエリ『愛の詩』、ジャンニ・ナザーロ『恋は鳩のように』マリーザ・サンニア『カーザ・ビアンカ』などなど・・・またカンツォーネが英語で歌われて有名になった曲も数曲あります。『この胸のときめきを』ダスティ・スプリングフィールド、エルヴィス・プレスリー。『ラヴ・ミー・トゥナイト』トム・ジョーンズ『愛の花咲くとき』エンゲルベルト・フンパーディンクなど。歌と情熱の国、イタリアらしくメロディーがはっきりしていて、世界中の人々にも愛されることになっていると思います。’７０年代に入ると、『ケ・セラ』『恋のジプシー』『失われた愛を求めて』などの大ヒットもでましたが、シンガーソングライターたちが、音楽祭に参加しなくなり低迷の時期を迎えることになりました。それも’８０年代に入るとまた盛り返し、マティア・バザール、リッカルド・フォッリ、トト・クトゥーニュなど新しいスターも生まれ、そして、エロス・ラマゾッティという世界的に活躍するアーティストも誕生しました。このサンレモ音楽祭の一番良い点は、新たな才能を発掘することにつきます。近年でも、アンドレア・ボチェリ、ラウラ・パウジーニのような世界的アーティストも誕生していますし、IL DIVOの『パセラ』の作曲者でもある、アレアンドロ・バルディ、目下イタリアで大人気のジジ・ダレッシオなど次々に新たな才能が花開いています。さて、第５６回を迎える今年のサンレモ音楽祭ですが、ちょうどトリノオリンピックの最中だったそうで、ところがイタリア人は、オリンピックそっちのけでサンレモに夢中だったとか。それもそのはず、実はこの音楽祭は視聴者の投票と審査員の投票で順位が決まるシステムになっているのです。確か最近では視聴者の投票のほうの比重を高めたと思いました。先日ヨーロッパからCD２種類が届いて取り急ぎ聞きましたが、今年の優勝曲、Povia の『Vorrei avere il becco』は、若者たちが好むような軽めのポップス調の曲ですね。私は、Anna Tatangelo ,Ron,Spargnaあたりが気に入りました。今年は、ビックスターの出場がそれほど無くて地味な感じがしますが、もしかしたら、この中にも明日のスターがいるかもしれませんね。

  April 18, 2006

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  『L'amore ha i toui occhi』 Yukari Ito/ 『Moi amour,je viens du bout du monde』Kenji Sawada

  ☆海外のヒットチャート上位にランクインしたといえば、坂本九さんの『上を向いて歩こう/SUKIYAKI』が、アメリカ・ビルボードNO.１になったことで良く知られていますが、ヨーロッパのイタリアとフランスのヒットチャート上位にランクインした日本人がふたりいます。まずイタリアのヒットチャート・ベスト１０にランクインした、『L'amoure ha i tuoi occhi』（恋する瞳）を歌った伊東ゆかりさんです。タイトルを直訳しても、『私はあなたの瞳に愛を感じる』となり、邦題の『恋する瞳』は、うまいタイトルの付け方ですね。１９６５年サンレモ音楽祭で、この曲をイタリア語で歌って入賞し、当時のシステムが同じ曲をイタリア人と外国人が歌うというもので、イタリア人、ブルーノ・フィリッピーニよりも伊東さんのバージョンのほうがヒットしました。伊東さんは当時１７歳で、着物を着てこの曲を歌ったそうです。もう一人は、１９７４年にフランス進出した沢田研二さんです。１曲目の『追憶』のフランス語バージョンは不発でしたが、フランス人作曲家の作品、『Mon amour,je viens du bout du monde』（巴里にひとり）が、（直訳すると、恋人よ、僕は世界の果てからやってきた）当時のフランスのヒットチャートベスト２０にランクインし、結構テレビ出演などして、フランスでは,KENJIと呼ばれ人気者になったそうです。

  April 10, 2006

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  『ウンベルト・バルサモ/ UMBELTO BALSAMO』（イタリアのカンタウトーレ）

  ☆イタリアのカンタウトーレ（シンガー・ソングライター）、ウンベルト・バルサモです。イタリアでは、珍しくか細い声で静かに自作のナンバーを歌っています。ただ曲のセンスは確かなものがあり、『ケ・セラ』の大ヒットでも有名なリッキとポヴェリが歌った名曲『愛の果実』は彼の作曲によるものでこれより注目を集めました。写真１のアルバム『ナタリー』では、タイトル曲がヒット、この曲はシャーリー・バッシーが英語で歌っています。（１９７５）写真２は、記念すべきNO.１アルバム『蒼い天使』、同タイトルシングルもNO.1となりました。（１９７７）写真３は、レコード会社を移籍しての第一弾で『愛を置き去りにして/MAI PIU』ですが、今までの中では最高傑作と思うのですが未だにCD化されていません。（１９８２）また、２年ほど前に新作を発表しましたが、やはり全盛時代には及びません。

  April 9, 2006

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  『マリーザ・サンニア/ MARISA SANNIA』 （イタリアの歌姫）

  （彼女の大ヒット曲『カーザ・ビアンカ』のシングルジャケット）（最初のカムバックヒット『アモーレ・アモーレ』のシングルジャケット）(最初のアルバムジャケットで、CDの裏ジャケットにも使われています。）☆アナウンサー出身で、まるでモデルのようなルックスで日本でも人気がありました、マリーザ・サンニア。『カーザ・ビアンカ』が最大のヒットですが、そのほか『恋は鳩のように』もヒット、顔に似合わずちょっとすねたような独特のフィーリングで歌っています。’７０年前後が黄金時代ですが、その１０年後くらいカンバックした時の『アモーレ・アモーレ』もとても良い曲です。現在またカムバックしてシンガーソングライターになっているようです。

  April 8, 2006

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  『ラウラ・パウジーニ/ LAURA PAUSINI』（LIVE IN PARIS'05）

  ☆日本でもコンスタントに新譜が発売されている、数少ないイタリアの歌姫、ラウラ・パウジーニの新譜、『LIVE IN PARIS '05』DVD付き限定盤です。このアルバムが国内発売されるかどうかわかりませんが、輸入盤専門店では、ヨーロッパ盤とアメリカ盤とが４０００円前後で売られています。DVDはヨーロッパ盤がPAL方式ですので、STNC方式のアメリカ盤のほうが良いでしょう。この限定盤は、CDとDVDが同じ内容で収録されています。こういう形だと消費者にとっても有難いことです。『LIVE IN PARIS '05』と言うタイトルですが、ラウラは、イタリア語歌っています。（一部英語）それでもパリの観客はのりに乗って総立ちで、人気曲の時には、イタリア語で合唱したりもしています。ラウラは見た感じ、普通のお嬢さんなのですが、やはり健康的で、さわやかな歌声が大人気で、本国イタリアをはじめヨーロッパ、またスペイン語圏のラテンアメリカ諸国でも大変人気があります。日本でももう少し人気が出てもいいのですが。最後に前回の世界ツアー、今回のパリライヴでも歌っているとても良い曲がありますから紹介しましょう。『IN ASSENZA DI TE』（寂しい日々）と言う曲で、１９９８年のヒットアルバム『LA MIA RISPOSTA』（私のこたえ）の８曲目に収録されているいるナンバーです。

  March 28, 2006

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  ☆『カーザ・ビアンカ』というヨーロピアン・POPSのお店！☆

  ☆ヨーロピアン・POPSファンの間では、良く知られていますがフランス、イタリア、スペインのポップスのCD、レコード、ヴィデオ、DVDを専門に扱っています。在庫数では日本一です。東京の高田馬場の駅（早稲田口）から歩いて１０分くらいのところにあるダイカンプラザというマンションの一室で店を開いています。『男の隠れ家』という雑誌の取材を受けたそうで、まさに隠れ家的存在ですね。☆私は数年振りに訪ねたのですが、オーナーの福田氏の代わりに店長になった吹原さんが対応してくれました。吹原さんもかなり詳しく、このCDは、このアーティストはどうのこうのとなかば談笑しながら結局３時間くらい店内にいましたね。コッチャンテの新譜と名盤、その他イタリアとスペインPOPSの珍しいCDを５，６枚購入しました。目的だった今年のサンレモ’０６のCDはまだ入荷しておらず、これらは３月の終わり頃入荷するそうです。*CASA BIANCA ホームページ*http://mc-casabianca.ftw.jp/

  March 18, 2006

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  ☆世紀の名曲*『カルーソ/CARUSO』ルチオ・ダッラ！【映像付】

  ☆どう見てもこのオジサン、ただのオジサンにしか見えませんが、イタリア・ポピュラー音楽界の重鎮で、カンタウトーレ（シンガー・ソングライター）ルチオ・ダッラです。実は、このルチオ・ダッラは、１９８６年に世紀の名曲『カルーソ/CARUSO』を作詞、作曲しています。この曲は、不出生のテノール歌手、エンリコ・カルーソを讃えて歌ったもので、ダイナミックな大バラード曲になっています。☆彼自身をはじめ、ルチアーノ・パヴァロッティ、アナ・ベレン、ミルバ、アンドレア・ボチェリ、フリオ・イグレシアス、フランソワ・パニー、ミレイユ・マチュー、ジョシュ・グローバン、ラッセル・ワトソンなど幅広く歌われており、現在ではカヴァーが、２００近く存在するようです。トリノ五輪のフィギュア・エキシビションでも、パヴァロッティのバージョンが使われていました。『カルーソ/CARUSO』作詞、作曲ルチオ・ダッラ（LUCIO DALLA)美しい海が星々を招き強い風が吹いているソレント湾に向いたとある古びたバルコニーそこで一人の男が娘を抱きしめている彼はさめざめと泣いたあと咳払いで声をととのえ再び歌を歌い始めた・・僕はあなたが大好きだそう、とても、とても好きだあなたはその熱い血潮でこうして鎖を解き放ってくれる・・・・Qui dove il mare luccica,e tira forte il ventosulla vecchia terrazzadavanti al golfo di Surrientouno uomo abbracia una ragazzadopo che aveva piantopoi si schiarisce la voce,e ricomincia il cantoTe voglio bene assaiMa tanto tanto bene saiÉ una catena ormaiChe scioglie il sangue tinto vene sai...Vide le luci in mezzo al mare,penso alle notti là in Americama erano solo le lamparee la bianca scia di un'elicasenti il dolore nella musica,e si alzo dal pianofortema quando vide uscirela luna da una nuvola,gli sembro piu dolce anche la morteguardò negli occhi la ragazza,quegli occhi verdi come il marepoi all'improvviso usci una lacrimae lui credette di affogareTe voglio bene assaiMa tanto tanto bene saiÉ una catena ormaiChe scioglie il sangue tinto vene saiPotenza della lirica,dove ogni dramma è un falsoche con un po' di trucco e con la mimicapuoi diventare un altroma due occhi che ti guardano,cosi vicine e veriti fan scordare le parole, ...Confondono i pensiericosi diventa tutto piccolo,anche le notti là in Americati volti e vedi la tua vita,dietro la scia di un'elicama si, è la vita che finisce,e non ci penso poi tantoanzi, si sentiva gia felice,e ricomincio il suo cantoTe voglio bene assaiMa tanto tanto bene saiÉ una catena ormai

  March 8, 2006

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  ☆『クラウディオ・バリオーニ/CLAUDIO BAGLIONI』【映像付】トリノ五輪『VA』、『Sabato pomeriggio』！

  ☆トリノオリンピックの開会式で、公式五輪ソング『VA』の作曲者、イタリアの国民的歌手と紹介された、クラウディオ・バリオーニ。『VA』を演奏するオーケストラを指揮していました。彼は’７０年代から活躍している大ベテランのカンタウトーレ（シンガー・ソング・ライター）です。＜主な代表曲＞１、『Questo piccolo grande amore』２、『E tu』３、『Sabato pomeriggio』★４、『Solo』５、『E tu come stai』など多数。私は、スケールの大きなバラード『Sabato pomeriggio』が一番のお気に入りです。『VA / Claudio Baglioni』『Sabato Pomeriggio / Claudio Baglioni』

  February 19, 2006

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  EROS RAMAZZOTTI の新譜届きました。

  ☆イタリアのトップシンガー、エロス・ラマゾッティの通算１０枚目のアルバムが発売されました。タイトルは『GALMA APARENTE』で、今回はデュアル・ディスクで片面がCD、片面がDVDでヴィデオクリップと全曲が録音されています。

  November 25, 2005

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  『INTROSPEZIONE』 OPUS AVANYRA　＜CD・レコード・ジャケットミュージアム＞（３）

  『INTROSPEZIONE』OPUS AVANTRA（オパス・アヴァントラ）１９７４・イタリアン・ロック現代音楽を大胆に取り入れた前衛的作品として、イタリアンロックの最高傑作と評されるほどの名盤。写真の美女は、リードヴォーカル担当の、ドネラ・デル・モナコ

  August 13, 2005

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• ポップス名曲辞典（３）、『ガラスの部屋』；ぺピーノ・ガリアルディ　（１９７０）

  『ガラスの部屋』と聞いてピンとこない人も、人気お笑い芸人、ヒロシがネタを話す時バックに流れる物憂げなあの曲と言えば分かるでしょう。この曲は、レイモンド・ラヴロック主演のイタリア映画『ガラスの部屋』に使われたカンツォーネで、日本でもヒットしました。歌ったのはぺピーノ・ガリアルディで、印象的なピアノアレンジも実に魅力的です。この曲をヒロシが使おうと考えたのか、プロダクションが考えたのかは分かりませんが、なかなかのセンスだと感心しています。『CHE VUOLLE QUESTA MUSICA STASERA』PEPPINO GAGLIARDI今夜、この音楽は何が欲しいのか、過去を少し私に運んでくるこの音楽は・・・

  June 12, 2005

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