カテゴリ:日常
ドボルザーク/クライスラーのスラブ舞曲 第二番 (ホ短調) いきなりバイオリンの二重音のせつない旋律で始まるこの曲は のだめ にも出てきます この二重音は片方がEの音のまま、上の音がA(4度)G(3度)F#(2度)E(1度つまり同音)と降りて来て、F#(2度上)に戻ったところで2度の和音のまま1小節間伸ばします。 「2度」は不協和音ですから、あまり多用されませんが、瞬間的に出てきて再び協和音に戻れば、きらきらと効果的な和音です。 ここのように2度のまま伸ばすことはあまりない で、ここのところが綺麗に聞こえるように弾くのがとても難しいのです どうしても音が汚くなるので、今日は車の行き帰り、五嶋みどりのCDの、ここのところを、何度も何度も聴きましたよ。 どうして綺麗なんだろう それでわかったのは、プロの人は、メロディーの音と和音のための音を別扱いしているな、ということ。 夕食後「そこ」を自分で試してみました 重音を弾く時には、2本の弦を一つの弓で同時にこすります 普通に弾くと、2本が同じ強さで鳴りますが 主旋律の側は1本で弾く時のようにしっかり、しっとりと歌います。 そして和音のための音は、弓の毛がそっと触るように優しく当て、少し控えめな音にするのですね 今日の話は楽器を実際に扱う人でないと分かりづらいと思います でも、皆さんにも、普段越えられなかった壁を少し越えられたな、と思う時がありませんか。 そう言う時、心が爽やかになりますね。 雨の中、帰宅して玄関のポストを開けると 東京の甥の結婚式の案内が入っていたのです 5月の3日、披露宴にわが家の5人が行くと思います お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010/03/23 09:10:49 PM
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