ボヘミアン・ラプソディー
夫婦で映画「ボヘミアン・ラプソディー」を観てきた。バンド「Queen」の結成から1985年のライヴエイドまでボーカルのフレディ・マーキュリーを主人公にした映画だ。Queenといえば【ブログ仲間であり高校の同級生のBerry氏】はQueen評論家ではなかろうか?というほど詳しいのだが高校生の頃に彼の家に遊びに行ってて知ったんだよなあ。彼も高校時代からロックばっか聴いてたもんなあ。夫婦で映画に行ったのは多分「ザ・ビーチ」以来実に18年振りと思うが、2000年といえば僕は店をやってたので定休日に行ったのか?記憶が曖昧なのである。「ザ・ビーチ」を観たことは覚えてるが映画館だったのかなあ?で、映画は夫婦とも50歳以上なら割引入場可能ってことで1人¥1,800のところ2人で¥2,200で入れた。ここで疑問に思ったのだが、例えば僕とBerry氏の中年おっさんがチケット売り場で腕を組みながら「50歳以上の夫婦です」と言えば果たして夫婦価格で観れるのだろうか?「え~、お前ら夫婦やないだろ」と言われたら「失礼ね!同性婚に対する差別だわ」と言えばいいのではないか?まあそこまでしてBerry氏と一緒に安く観ようとは思わんが。平日の昼間ということでお客さんは30人前後。前から10列目の真ん中で観ることにした。最近の映画館ってこんなにフカフカのシートなんだな。映画の中でスターになっていく頃の長髪の時期のフレディ役の俳優さんはミック・ジャガーにも似てて観終わった後も夫婦で「ミックに見えちゃって」と話した。映画は評判通り非常に良かった。長男の嫁さんは「号泣しちゃって」と言ってたしTVの宣伝でも多くの人が「泣けた~」と言ってたし一緒に観た妻もグスグス泣いていたのだが僕は普通に「おお、すげえ!」って程で泣きはしなかったけどなあ。最後のライヴエイドのシーンは圧巻でしたな。タイのプラチュアップで日本料理店をやってるbegrit橋本氏もバンコクまで出掛けて行って観て来たと言ってたし僕らの世代にとってQueenはやはり伝説のバンドなのだ。フレディといえば1991年の11月にエイズで亡くなったのだがその年の暮れに僕はインドからネパールまで旅をしていた。バスの中で一緒になった日本人男性は半年インドを旅していてその頃は当然ネットとかなかった時代だから「最近日本で何かニュースありましたか?」の問いに「日本は相変わらずだけど、フレディ・マーキュリーが死んだよ」「え?フレディが!」という会話をしたことは覚えてるなあ。ジョン・レノンが死んだのと同じぐらいの衝撃だったのだ。僕個人的にはジョンの死の方が衝撃的だったけど。ブライアンやジミヘンの死はリアルタイムじゃないしね。今ミック・ジャガーやキースが死んでもきっと衝撃だろうがまあ大往生だわな、追悼アルバムや秘蔵映像すげえ出るだろうな、とどんだけその追悼ビジネスについて行くんだろうか?と思うけど。いかんいかん、ロックの話になると長くなっちゃうでこの辺で終わり。