keiワークスのセッティング
keiワークスからkeiワークスに乗り換えた。以前乗っていた車はボンネットとルーフの色がはげて来て塗装屋さんに見積もりに行ったら16万円だという。22万円で買った車に16万円も使うのはバカバカしい。しかも今月車検が切れるということで乗り換えることにした。他にも買い替えの理由がある。過激な運転ならば特に問題なかったが山道で「超」過激な運転をすると下回りのどこかからボルトが折れたような「バキン!」という音がしていたのだ。潜って見てみても揺すってみても原因は分からない。馴染みのモータースでリフトアップして点検しても原因不明。ええい、いっそ買い替えてしまえ、となったのである。今回買ったのはちょっと派手な色である。色は白でも黒でも何でも良かった。それなりの「走るための装備」が充実していれば良かった。ということで車体価格33万円+諸経費+車検2年=45万円で購入。早速乗っていた車と買った車とで、欲しいパーツを移植した。乗っていたグレーメタリックの車は来週オークションに出品。外したパーツはフロントタワーバー、スポーツエアクリーナー、五次元のマフラー、新品のスタッドレスタイヤと純正ホイールセット。スタッドレスタイヤとホイールのセットは売らずに使おう。そして要らないタイヤ+ホイールを前車に装着して売る。さて、いくらで売れるだろうか?差額が少なくなれば買い替えた価値があるってもんだ。作業場所は山の中にある長男の新築の家の駐車場。移植が終わったところで山道をシェイクダウン。タイヤのブラックマークが路面に付かない程度、つまりタイヤが鳴かない程度で走ってみる。高速コーナーでたった80キロぐらいで走っていたらいきなりリアタイヤが滑って逆ハンドルを切る。え...? FF(前輪駆動)なのにリアタイヤが先に滑るなんて有り得ん!しかもEPS(電動パワステ・システム)の効きが悪くハンドルの戻りが異常に悪い。むしろ切れ込んでいく感触。かといってEPS警告ランプは点灯していない。まず左に滑って、立て直す時に右に滑って、またまた左に滑ってとにかくケツを何度も振ってかろうじて立て直した。おいおい、メチャクチャな足回りのセッティングじゃん!前のオーナーさんはこんなセッティングで乗ってたの?加速が良いのは後付けインタークーラーのせいか?いやいや、スズキスポーツのインタークーラー程度じゃあここまでピーキーな挙動になることはないはず。ばっきゃろ~、危うくガードレールにヒットするとこだったぜ。冷や汗かいて作業場に戻り足回りを確認する。車高調のついたフロントは約1度のキャンバー角、リアはキャンバー角がついていない。フロントには剛性アップのタワーバー、リアにはピラーバーと強化ラテラルロッドが付いている。しかしそれが問題ではない感じだ。息子が調べたらフロントは可変ダンパーが柔らか過ぎ、リアは硬過ぎにセッティングしてあった。これじゃあケツが滑りやすいはずである。まるでFR(後輪駆動車)のような挙動だったもんなあ。どうやらキャンバーではなくキャスター角がおかしいようだ。これはアライメント調整してもらわねば。僕にはそんな専門的な調整は出来ない。そもそも機械がない。通常のアライメント調整専門店では約2万円かかるが業者向けの某場所では2500円だったか3000円でやってもらえる。まずは他の原因を調べてみてから調整に行こう。次回は移植のBEFORE~AFTERを画像付きで紹介しよう。てか車に興味ない人はスルーしてね。