狂躁的非日常と日常

2024/03/03(日)12:00

ドメーヌ・フィリップ・シャヴィ ブルゴーニュ・シャルドネ 2021

ブルゴーニュワイン♪(279)

先日飲んだワインのご紹介。 いつ飲んだっけー???? だいぶまえで忘れちったぜ。 ​ドメーヌ・フィリップ・シャヴィ ブルゴーニュ・シャルドネ [2021]​ Philippe Chavy/フィリップ・シャヴィはピュリニィ村にあるシャヴィを冠するドメーヌの3つのうちの1つです。 他にはアラン・シャヴィとジャン・ルイ・シャヴィです。 ジャン・ルイ・シャヴィは知ってるぞ。 そして従兄なんですって。 フィリップ・シャヴィの父アルベールは、自社畑で作ったバルクワインを有名ネゴシアンに売却していましたが、1990年にドメーヌを引き継いだフィリップが自家元詰めを開始したそうです。 母はムルソーのロピト家、父はピュリニーのシャヴィー家。 当初は、4ヘクタールの小さな畑でピュリニーとムルソーを生産していましたが、2002年より、父の8ヘクタールのブドウ畑も管理するようになり、おかげで伝統的なブルゴーニュのワインをブドウ栽培から瓶詰めまで一貫して行うことができるようになりました。 ピュリニィ・モンラッシェ村の中心部にドメーヌを構え、14のアペラシオンに跨る30以上の区画から成る12ヘクタールの自社畑を所有しています。1950年代に父アルベールが植樹したピュリニィの畑と、母方のロピトー家から相続したムルソーの古い畑が大部分を占めます。ムルソーの畑は特に古く、最も古い畑は1932年に植樹され、樹齢80年を超える古樹が育ちます。 土壌の潜在力を最大限に引き出すべくビオディナミ農法に転換して厳しく収量制限し、自然のサイクルを重視したブドウ栽培を心掛け、2000年代に入り飛躍的な進歩を遂げています。 シャルドネ、アリゴテ、ピノ・ノワール、ガメイを栽培していますが、自家元詰するワインはシャルドネ単一品種の白ワインが主で、アメリカ、イギリス、ドイツで非常に人気が高く、フランス国内でも常に需要があり、ル・モンラシェ、ラムロワーズ等の素晴らしい三ツ星レストランで愛飲されています。 「ブルゴーニュ・シャルドネ」は、蝋やリンゴの香り。滑らかな口当たりで、生き生きとした酸とともに豊かな果実味が口中に広がる。円熟した果実の風味があり、リンゴやミネラルのニュアンスを帯びた後味が長く続く。 ■2021年ヴィンテージ情報■ この年は、フランス全土を覆った寒波により、生産者にとってチャレンジの年となりました。霜の影響を受けた厳しい春が過ぎ、開花時期を迎える頃は暖かく乾燥し、理想的な気象条件下で受粉、結実を迎えました。6月上旬まで気温が高かったため、生育月、5月の遅れを取り戻すことがでました。しかしながら、6月末から8月にかけて雨が多かったため、生産者たちは、畑でブドウの生長を見守りながら病害対策を行わなければなりませんでした。8月中旬には乾燥した気候が続き、ブドウは美しく色付いていきました。ブルゴーニュでは 月中旬頃に収穫がスタートしました。2021年は、近年のヴィンテージに見られるような濃厚なワインとは異なり、高めの酸とフレッシュ感を備えたスタイルに仕上がっています。 ■テクニカル情報■ 品種:シャルドネ 100% 畑面積:2.09ha 畑:ピュリニィ・モンラッシェ 95%、ムルソー 5% 飲んだ印象は、裾ものの割に良い味わいなワインだなーって感じ。 ピュリニィ・モンラッシェの畑のニュアンスが強いので酸度は高めかな? もうちょっとムルソー分が多いとあきらっく的には好みですけど というかムルソー系はあんまり飲んだことないしって、ピュリニィ・モンラッシェもそんなに飲んでないけど。 後で値段を知ってさにあらんと思った訳でした。

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