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全国のりょんぱぱファンの皆さん。お待たせしました。
すぐ調子に乗るお調子者、りょんぱぱ@長崎です。 今日は、なんだかシリーズ化しそうな予感の 「おんな・・・恐るべし PART3」です。 と、いいつつ・・・実は書き出すまで、全く考えてないのが私流なんですよね。 実は我が家の「おんな」と言えば、もう一人強力なのがいるのです。 娘の「みゆ」・・・ 御歳5歳に相成られる姫様にございます。 姫様は、今近くの幼稚園に年中組で、お通いあそばされておられます。 姫様はいつも、女房殿の言うことを聞かず、このパンツはイヤだの、このスカートはどうだのと、駄々を捏ねるのが日課の由・・・ そんな、ある朝のことでございます。 いつもの通り、駄々を捏ねることを予測あそばされた女房殿は、姫様に巧くべべを着せようと、ある一計を案じられました。 「姫様~(我が家では、実際に娘をこう呼んでます) 本日はこのべべがよろしいかと存じます・・・」 そう言って、女房殿が取り出しましたのは、今日着せようと思う服とは、全く様相の異なる服。 女房殿の謀事の通り、姫様は「イヤ!」と一言のたまうと、その服の襟首を掴みあげられまして、ポイと6畳はあらうかと(旧かなづかい)思われる、べべの間(我が家では子供箪笥や段ボール箱で溢れる貴重な一室をそう呼んでます)の奥深くの闇の中へ放たれたのであります。 その後も、つぎつぎと思惑とはことなる、べべを放たれる姫様。 そして、計画通り、最後の一着に辿り着いたとき・・・ 奥方様の「ふふっ・・・」とほくそ笑む肩が垣間見えたのであります。 おおお・・・ 怖~~~~~~~~ (りょんぱぱは、パブロフの犬のように条件反射するのです) 「姫様。 本日はもう、べべはございませぬ。 この最後のべべは、姫様のお嫌いなもの。 いくら、この母とて、このようなべべを、お着せ致す訳には参りませぬ!」 女房殿は、そのように仰せ遊ばされると、先程まで姫様が放たれたように、そのべべを放たれたのでございます。 すると、姫様は、しばらく・・・じっとそのべべを見つめておいでになられました。 いかほどの時間が過ぎましたでしょうか。 もう、怒りで切れそうになるコメカミの血管を必死で耐えておられる女房殿の傍らで、その出来事は起こりました。 なんと、姫様が・・・そのべべを、小さなお手にお取り遊ばされて・・・ なんと、お頭から、お被りになられるではござりませぬか・・・ 「おおお・・・ 姫・・・」 その健気なお姿をご覧になられた女房殿は、いままでの骨肉の怨念を洗い流すかの如く、姫様をその胸元に抱き寄せられると、その母子は、しっかと抱き合われたのでございます。 なんと・・・なんと・・・美しいお姿ではございませぬか。 その後も、しっかりスカートやリボンを、駄々も捏ねることなく身におつけになられる姫様。 時計の針は、ちょうど幼稚園へ出立の刻限を知らせておりました。 「さあ、姫様。 お構えは遺漏ござりませぬ。 いざ、出立いたしませう!」 「みゆちゃん、おりこう?」 「はい、はい。 おりこうでござりまするよ・・・」 微笑みあう母と子に、もう何も障りはござらぬ・・・ と、いつものように玄関で靴を履こうとした姫様のお手が、ふっと停まったのでございます。 一体なにが??? 「これ違う! これ違う! キティーちゃんと違う!」 そう、姫様がこだわっておいでのキティーちゃんとは・・・ 昨日、女房殿が何度も何度も姫様に了解を取り付けられ、やっとの思いで、ゴミに捨てられた汚い汚い靴のことでございます。 女房殿が切れたのは、言うまでもありません。 おんな・・・ 歳に拘わらず、恐るべし お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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