ブログ「音楽の海岸」連動企画
映画「走れ！イチロー」
こんにちはエルです。
今回のご紹介は、村上龍さんの初期作品
「走れ！タカハシ」が原作の
２００１年作品の映画「走れ！イチロー」です。
ご覧になった方はいらっしゃいますか？
俳優陣も豪華ですが、
本物のイチロー選手や故仰木監督も登場する
野球ファン必見の映画です。
「走れ！タカハシ」は
広島カープの高橋慶彦選手を題材にした短編集で
この「走れ！イチロー」は、そのうちのいくつかの物語が
元になっています。
【監督】大森一樹
【原作】村上龍
【キャスト(役)】
中村雅俊 （石川市郎）
浅野ゆう子 （石川鈴子）
石原良純 （奥手川伊知郎）
松田龍平 （リュウ/望月竜介）
木村佳乃 （寺田睦美）
寺脇康文 （舟島次郎）
南野陽子 （松島洋子）
浅田美代子 （王美麗）
山本太郎 （橘恵太郎）
柴咲コウ （中島ミホ）
水川あさみ （島田亜梨紗）
仰木彬 （オリックス・ブルーウェーブ監督）
イチロー （オリックス・ブルーウェーブ選手）
【あらすじ】
会社をリストラされ妻とも上手くいっていない石川市郎、
球場で売り子のバイトをする現在"一浪中"の学生望月リュウスケ
オリックスのイチローの大ファンの作家の奥手川伊知郎
この３人の「イチロー」が、
オリックスのイチロー選手を中心に
ストーリーを展開してゆく希望と再生の物語。
、、、と、ここまでなら、並みのマニアブログですが
「龍の蔵」ではもう一つの
原作「走れ！タカハシ」の作品をご紹介します。(*^^)v
脚本 春菊物語(仮題)
【製作】(株)キティ・フィルム
【脚本】田中陽造
(鈴木清純監督の作品や探偵物語、
セーラー服と機関銃など名作多数)
wikipedia
【原作】村上龍
「走れ！タカハシ」10章
あれはちょうど1年半くらい前のことだった編
【あらすじ】(これはほぼ原作どおりの内容です。)
妻に逃げられ娘と二人暮しになった長距離トラックドライバー
(春菊さん/オカマバー勤務時の源氏名)が、
オカマ仲間のトマトちゃんらとの友情や愛情を通して、
前向きに生きてゆく、
これも希望と再生の物語。
この脚本で実際に物語が製作されたのかどうかは、
実は解りません。(#^.^#)
情報がこの脚本しかないので、これ以上は謎ですが
この脚本家のwikipediaの経歴に「走れ！イチロー」がないので
まったく別の作品だと思われます。
私はこの脚本を読んで泣いてしまったんですよ。
もちろん原作も良いのでしょうが、脚本にとても惹かれました。
感激しました。
そして、この文章を書きながら私は、
このままでいいのか？止まってはいないか？
もっと前へ、前へ走って行きたいと思うだろう！？
と、自問自答しました。
その時「走れ！タカハシ」とどこからか声が聞こえたんです。
振り向くとテレビ画面にタカハシが映っていました。
私は鳥肌が立ちました。
走るタカハシがあまりにも美しかったからです。
走っているだけで人に快感を与えるタカハシのような人間は、
原始の頃、みんなのために
数多くの獲物をとったことだろうと思いました。
その記憶がみんなを楽しくさせるのです、勇気を与えるのです！
走れ！タカハシ！！
こっちのタカハシかいっっ！！！w
(文：参考「走れ！タカハシ」パート6より)
