2010/09/15(水)18:26
円高、15年ぶり82円台(追記)
民主党代表選挙の結果を受けて、円高が進んだ。
14日のNY市場は一時、15年ぶりとなる82円台を記録した。
円高進行、一時82円92銭=介入に警戒感も-NY市場(時事通信)
今の民主党政権がいかに無策であるか。以下の記事に書いた。
円高、政府が為替介入か
市場は菅直人が経済の暗いことをよく知っている。
この円高はドル買いによる市場介入の可能性が減ったと見ている。
小沢首相誕生なら、この円高は起きなかった。
(だからといって小沢を支持するわけではない)
15日午前、東京でも一時82円台に突入した。
円、一時82円96銭 東京市場、15年3カ月ぶり(日本経済新聞 電子版)
首相が経済に詳しくないのなら、誰かを頼ればいい。
経済政策に詳しい人材なら日本にも多くいる。
そして大切なことは首相を含む閣僚の発言だ。
市場介入がないと思わせるような軽率さは避けるべき。
「やる時はやるよ!」と思わせないと。
民主党は過去に閣僚の発言で失敗している。
同じミスは許されない。
菅首相の頭の中は、改造内閣と党人事でいっぱいだろう。
それでもこの円高は看過できる問題ではない。
日本の輸出産業が更なる危機を迎えるかどうか。
それは新政権にかかっている。
経済政策は待ったなしの状態。
民主党政権はこれをどう乗り切るのか。
追記
15日、政府と日銀は6年ぶりの市場介入を実施。
早い話が円を売ってドルを買った。
この影響で円安が進み、85円台をつけた。
円が対ドル15年ぶり高値から急落、85円台-6年半ぶり円売り介入で(ブルームバーグ)
今回の市場介入は日本独自。
明日以降、どう影響するか市場の反応を見たい。
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