りゅうちゃんミストラル

2010/09/16(木)09:54

1兆円規模の市場介入

ニュース(1146)

政府と日銀は15日、円高抑制のために市場介入を実施した。 今回の介入は1兆円規模といわれる。     政府・日銀、日欧で単独介入 円売り1兆円規模に(日本経済新聞 電子版) 15日は忙しい日だった。 82円まで円高が進んだ東京市場。その後の介入で85円まで戻した。 この件については以下の記事ですでに書いた。 円高、15年ぶり82円台(追記) FXをしている個人投資家にとって、今日は思い出深い日になったはず。 大儲けした人もいただろう。 政府、日銀は投資した金を回収せずに放置するらしい。 そうすることが金融緩和になるとの読みがあるという。 これを「非不胎化」という。 国が1兆円もの金を使ってドル買いに走る。 これは、割りの悪いFXを国単位でしていることと同じ。 何しろ高くなった円でドルを大量に買うのだから。 損失がいくらになるのか。考えたくもない。 投資以上の成果があればいいのだが。 今回、民主党政権が失敗したのは閣僚の発言。 会見で市場介入を否定していては、円高が進むのは当たり前。 逆に「市場介入するぞ!」という姿勢を見せていれば。 最近の円高は防ぐことができた。 権力者が嘘をついていい場面があるという。 それは国会の解散時期と公定歩合について。 政府、日銀による市場介入についても似たようなものじゃないか。 私はそう考える。 はっきりと嘘ではなく、「思わせぶりな態度」でいい。 政治家には演技力も必要。 ところで介入によって円安は進んだ。 この動きはどの程度続くのか。 すぐに円高に転じるとすれば。 1兆円が無駄だったという批判が起きるだろう。 大切なのはここ数日の動きだ。 ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。    ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。

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