りゅうちゃんミストラル

2010/09/26(日)10:22

計算の甘い日本外交

ニュース(1146)

中国人船長を釈放したものの、逆に謝罪と賠償を求められた日本。 巡視船への衝突事件は日中関係に何をもたらしたのか。     中国漁船・尖閣領海内接触:中国人船長釈放 真意探る日本 中国なお強硬(毎日新聞) この件については、すでに以下の記事で書いた。 中国の圧力に屈した日本 中国による謝罪や賠償には根拠がない。 それは当たり前の主張。 だが、船長の釈放で中国がおとなしくなる国かどうか。 日本政府は計算を誤った。 民主党政権の責任は免れない。 これで中国政府は以下の認識を改めて持つこととなった。 「中国が圧力をかければ、日本は要求に従う」 日本が船長を釈放した今、切り札はない。 中国で拘束されている4人が早期に解放されること。 これにもなんら確証はない。 今回は、腰抜け日本外交のはっきりとした負けだった。 それだけははっきりしている。 では今後、どうするべきか。 まず、同様の事件が起きたら対応を変えるのか。 それを日本の方針として決める必要がある。 海上保安庁は、尖閣諸島での中国漁船を見過ごすのか。 日本の巡視船に衝突したら今度も逮捕、するのか。 このままでは海上保安庁も現場で混乱してしまうだろう。 その混乱は現場で監視している日本の職員にとって危険なこと。 そして尖閣諸島での防衛計画をどう立てるのか。 自衛隊、海上保安庁、外務省の連携が必要な重要な問題だ。 また、検察の問題もある。 野党である自民党は、那覇地検の次席検事による会見を問題視している。 検察が「日中関係を考慮」するという政治的判断。 こんなことが許される日本なのか。 次席検事発言を問題視=臨時国会で追及へ-自民(時事通信) 政権交代を許したのは自民党自身の問題。 だがこの件に関しては国会で追及すべき。 今回の騒動は、中国側に問題があることは確か。 しかし日本側も右往左往したことで中国につけいる隙を見せた。 日本側に解決すべき問題は山積している。 *********************** 関連記事 ≪中国≫日本に謝罪と賠償要求=船長帰国、「拘束で主権侵害」 姑息な菅外交@尖閣 主権放棄(へたれ) *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。    ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る