テーマ:☆詩を書きましょう☆(8532)
カテゴリ:詩~切ない想い~
「秋雨の道」
もっと傍においで 貴女の温もりを覚えていたいから いつまでも いつまでも 木の葉散る 秋雨の道を 橙色が染めてゆく 貴女の髪も 紅 その唇は なお 赤く染まる いつまでも いつまでも 貴女を抱き締めていたい 時計を壊してしまいたい このまま 時が止まれば良いのに *** 「温もり」 閉ざされた扉は 開くことが無い 赦されぬ私を 縛り付けるものは鎖 愛を忘れたといえば それで済むのだろう お前を忘れたといえば きっと楽になれるだろう 敵だと わかっていながら どうしても棄てられない 恋情 溺れるなら 水の中が良い お前には 溺れたくない 二度と陸に上がれなくなる まるでお笑い種だ 考えれば考えるほど 深みにはまる 言葉を忘れたといえば 楽になれるだろう? お前を消したとしたら 私は 後悔するのだろう? 敵なのだと 理解しているのに どうしても逃れられない 愛欲 お前は 私を殺すのか ? 赦されぬ私を 縛り付けるものは鎖 振り切ったお前の手の温もりを まだ私は覚えている ******** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004年10月09日 14時37分55秒
コメント(0) | コメントを書く |
|