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~微風に舞う花びらのように~

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世亜羅

世亜羅

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2004年11月20日
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カテゴリ:詩~切ない想い~
「恋と云う感情」


この胸に蔓延る虚無
如何しても取れない虚しさ

息苦しい 其れは何故
血が滾る 其れは何故

胸の中に混沌とした感情
御前を見ると吐き気すら覚える

顔が火照り心臓が早鐘を打つ
恋にも似た感覚 けれど憎悪とも紙一重


私は如何してしまったのか
下らぬ恋情など抱く暇すらも無い癖に

御前を愛しく想うのか
其れとも憎くて仕方が無いのか
私にはもう其れすらも理解出来まい


苦しい 息苦しい 
いっそ胸を裂いて仕舞いたい程だ



此の感情の名を
私は理解出来はしないのだろう

理解した途端
きっと御前を傷付けて仕舞うから


***********


「季節」



またあの季節が来る
冷たく凍える冬が来る

粉雪は街を白に染め
あの人の面影すらも消してしまう


春は好きだ
あの人が微笑んで
桜の下で私を迎えにきていたから

夏も好きだ
あの人が浴衣を纏って
花火を見ながら私を抱き寄せていたから


けれど これからの季節は好きじゃない


秋は あの人に重たい足枷をつけ
人工の白い世界に閉じ込めてしまった

冬は あの人の重たい足枷を取るように
本当の白い世界に連れ去ってしまった


あの人の面影が消える この季節は嫌いだ
優しいあの人を連れ去った この季節は嫌いだ





秋  紅葉を二人で見に行こうって
微笑みながら あの人は云った


冬  君の振袖姿が楽しみだって
微笑みながら あの人は云った




本当は 好きになるはずだった季節

けれど 今は君がいないから




また あの季節が来る
愛する人を連れ去ってしまった季節

また あの温もりを感じる
あの人が私を抱き締めてる
そんな首筋に感じる吐息が

*********





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最終更新日  2004年11月20日 21時08分35秒
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