<オスプレイ>普天間へ12機、配備完了
那覇まつりの最中に配備を完了されるとはさすが民主党・米軍。これでは頑なに反対せざるを得ない状況となり国と沖縄県とは協議にならんな!
こうなったら、この責任を取って那覇空港の第2滑走路建設費(約1900億円)を
仲井真知事が要求するだろう。無理なら、沖縄県の基地閉鎖を唱えるかもな・・・。
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岩国基地を次々に飛び立つオスプレイ=2012年10月6日午後0時24分 |
一時駐機先の米軍岩国基地(山口県岩国市)に機体整備の関係などで残っていた垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ3機が6日、同基地から配備先の普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)へ飛行し到着した。7月に岩国に陸揚げされた全12機の普天間への配備が完了した。米軍は4日から普天間を拠点とした飛行訓練を開始しており、今後陸上部隊の輸送訓練なども展開して、今月内の本格運用を目指している。岩国基地やキャンプ富士(静岡県)でも月2、3日程度、オスプレイを数機運用する予定で、その際には本州や九州、四国各地での低空飛行訓練が計画されている。
【ルール順守は「できる限り」が前提】オスプレイ:繰り返しルール違反の疑い
2日までに普天間に配備されたオスプレイと同様に、6日に飛来した3機も那覇、浦添、宜野湾の各市の市街地上空を回転翼(ローター)を上に向けた「垂直離着陸モード(ヘリモード)」や、ローターを斜め前方に傾ける「転換モード」で飛行したことが沖縄県の目視調査などで確認された。
ヘリモードでの飛行を原則基地内に限るなどとした日米の運用ルールに反した可能性が高い飛行が繰り返され、沖縄は反発を強めている。仲井真弘多(なかいまひろかず)知事は9日、野田佳彦首相と会談し、配備撤回を改めて求める。
普天間への配備完了について、仲井真知事は那覇市で記者団に対し「政府にそんなことは中止と言ってきた。目撃情報では取り決め(運用ルール)が役に立っていない感じがあり、(オスプレイを)押し込んでくるのはかなり問題だ。政府にクレームをつける以外ない」と述べ、日米両政府を批判した。
沖縄配備に伴って米軍が作成した環境レビューによると、沖縄では今後の訓練として、陸上部隊を輸送する訓練▽沖縄本島の西側にある伊江島で飛行場を空母にみたてた着陸訓練▽沖縄本島北部での低空飛行訓練--などが計画されている。【井本義親、福永方人】
◇日米両政府が合意しているオスプレイの主な運用ルール
<低空飛行訓練>
地上500フィート(約150メートル)以上で飛行する。ただし、安全性を確保するため地上500フィートを下回らざるを得ないこともある。原発、史跡、人口密集地域、学校などの上空を飛ぶことは避ける。
<飛行コース>
米軍施設・区域の周辺では、学校や病院を含む人口密集地域の上空をできる限り避けて設定する。可能な限り海上を飛行する。
<飛行モード>
運用上、必要な場合を除き、回転翼を上に向ける「垂直離着陸モード(ヘリモード)」での飛行は米軍施設・区域内に限る。回転翼を前傾させる「転換モード」での飛行時間は可能な限り短くする。
<夜間飛行訓練>
任務の達成や、要員の練度維持に必要な最小限度に制限する。