矢口竜二のブログ

2015/07/30(木)08:09

勝手に戯言(老兵は去り、若者を・・・)

今回の安保法案が参議院で始まった。 内容を見ていると、マダマダ深い所までは 追求していないように思う。 首相補佐官の発言に対して、追及されているが それを与党のベテラン議員が「言葉狩り」との 発言である。 この人達は、この程度の言葉しか発言しないのかと 思ってしまう。 「言葉狩り」は、揚げ足取りとも取れる発言である。 元来国会の質疑は、揚げ足取りの応酬であろう。 自分たちでは、今までの質疑が本来の質問と思っていて言うのか? 都合が悪くなると「言葉狩り」とは、自分たちのやっていた事 考えて物を言ってほしいと思う。 国民に説明している部分で理解出来ない部分があれば それを追求するのは当たり前の事である。 ここが古き日本人の悪い所であると思う。 説明する場合に発言内容に疑問があれば、 それを追求するのは当たり前である。 それが政治の場であれば、尚の事、国民に理解させる為に追求する。 だが自分たちに不利になると、この様な発言が出る。 この様に「言葉狩り」等と言う古狸議員が居る限り 日本の与党は没落の一途を辿るであろう。 古い仕来りや、やり方の固守しているのが、党と言う組織のように思う。 この組織自体が、政治家の質を落としているのが現状であろう。 選挙に出る為に党の公認を貰うが、古き考え方の連中が 牛耳る組織では、今までの利潤を求める事を 優先して来た人達が運営しているから、それに沿った 人だけが公認され、新たな考え方の人は出る事が難しい。 この様に日本全体が経済繁栄時期の、影を残存させて 時代が流れているが、改革を行わないで古狸が蔓延っているのが 日本の政治組織である事に問題がある。 今や我々は若者を支えて行く事だけを考えるべきであり、 変革の時期に来た事を忘れた連中が権力に しがみ付いている時期ではない。 老兵は去るべし、ただし教え、伝え、育てる時代になったのである。 確かに権力を持つと、その魅力に人は嵌るのであろう。 利潤を求め、発言を強めて自分を誇示する。 これが一般社会でもあるが、時代は動いているのであり そこには我々の育んだ物も変化している事に気が付き 若者に次の時代を託すべきである事を忘れているのが 現代社会であろう。 老兵がアガイテも改革は出来ないが、伝える事は 出来るのであるから、育てる事を主に考えてほしいと 思う今日この頃である。

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