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マイナンバー制度が実行段階に来て、色々な問題が出て来た。
確かに、これだけの膨大なデータ化システムは 色々な問題が出て来る事は、何回か書いた。 今回は官僚との癒着で逮捕者まで出たが、 これは、ごく一部であろう。 これだけのシステムを構築するのには、長い年月と 膨大な資金が必要である。 ましてやシステム開発関係の企業は、長期的に見ても 仕事としては魅力的なものである事は間違いない。 このマイナンバー制度が施行されたのは、数年前であり そこからシステムの構築案が始まって行く。 それから数年かけてシステムの完成がなされるのであり 資金的にも数億から数十億単位の金が動く事に成る。 それはシステム開発企業にとっては魅力的なものである。 同時にそれを受注する為には、担当部署の官僚に 接近して、それなりの接待等が行われるのが通例である。 今回の収賄逮捕者も、その一部分であろう。 この様な膨大なシステムはシステム企業1社では 行いきれないので複数のシステム企業が絡んで居るであろう。 その企業も同様な事を行う事に成りかねない。 もし、1大手システム会社で受注して居ても、 システムの開発に関しては複数社が、各ルーチン毎に 開発を行うのが普通である。 その開発されたシステムをチェックするのが官僚であるが 官僚自体は業務的な流れしか、把握していないのである。 この様な膨大なシステムを受注する事は官僚の采配で 何処に発注するかが決定される。 それを受ける側は、受注の為に色々な方策を行う。 これは公共事業でも同じであり、談合は当たり前の事で あるのが常識的に行われているのである。 今回の逮捕者は下層グループであり、これから探ると 上層関連まで及ぶであろう。 ただ、そこまで警察関係が動くかは分からない。 マイナンバー制度に関してのシステム上の問題は 最終的には開発が始まった時期によって、 IT業界に起きた範囲内での問題点と、 それに想定した問題点を考慮して開発するので 今のIT業界の多くの問題点が抜けている部分が 出て来る事もあり、それを付加する工程を考慮して システム構築が成されているかも考えなければならない。 それを考慮していない場合は、今後は問題と操作性や 企業との連携に支障をきたすであろう。 また、同時に省庁は業務簡素化を行う為に このマイナンバー制度の利用を考えるが、 そこには簡素化ばかりで無く、それによる問題が起きる事も 考慮して行かなければならない。 だが、そこまで今までの省庁の考え方では 考慮されていないので、計画案が駄目に成っているのであろう。 今後はマイナンバーに関しては、多くの問題点を抱えて これから進むのであろうから、自己防衛も考えて 行かなければならないであろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.10.14 08:54:39
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