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2016.03.14
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カテゴリ:カテゴリ未分類
あの災害から5年が経ち、多くのメディアが災害時の画像を
放映していた。

SNSで海外メディアも報道していたが、その画像を見て
思わず泣いてしまった。

私は災害時には石巻に行き、次に南三陸に行って
あの悲惨な状況を見て、南三陸に4年以上行っている。

人間は自然には勝てないであろうが、人の心まで
傷つけて流してしまう様な光景である。

あの画像を幾度も見たが、見る毎に涙が出る。
人間が作った物や、人が流されて行く虚しさと
悔しさが、あの災害を恨む気持ちになってしまう。

人間の自然に対しての弱さが、あの災害で見えるように思うし。
自然界の恐ろしさを見せつける、津波の大きさは
人間が立ち向かえない何か大きな力がある。

多くの人達が親しい人達を亡くし、その悲しみから
立ち直ろうとしている姿を、私は現地で見て来た。

私は、その様な被災者の方の姿を見せて貰い
私は逆に被災者の人達から多くの暖かい気持ちを貰い
私自身の鋭気も貰ったように思う。

被災者の方は悲しみから立ち直ろうとしている中でも
私達に笑顔を与えてくれた。

あの笑顔の下には、悲しみが詰まっているのであろうが
その悲しみを見せないようにしている姿は
私にとっては有難く感じる事が出来た。

私は、今でも南三陸に行くが、私を温かく迎えてくれて
海の幸を振る舞ってくれる。

私達はお手伝いに行っているのでは無く、
逆に被災者の方から、色んな面で学ばせてもらっている。
それは都会の冷たさで無く、人としての温かさを
与えて貰っていると感じるのである。

あの災害で仮設に住みながらも、
私達に笑顔を与えてくれるのは
自分たちの受けた苦しみを感じているからなのであろう。

人は苦しみを味わってこそ、人に対しても
優しくなれるのであろう。
言葉で「大変だったでしょ」と言っても、
それは人間としての、実感が籠っていないと私は思う。

自分たちは、苦しみを味わって始めて、
その苦しみが分かるのであり、
相手の気持ちが理解出来るものであると思う。

私が行く時は、仮設で寝泊まりさせて貰う。
4年以上行っているが、一度も宿泊施設に泊った事は無い。

それは、少しでも被災者の方と同じ目線で生活したいのと
最初に南三陸に行った時の、仮設での、
あの寒さを知っているからなのである。

あの時は幾度も夜中に寒さで目が覚めた。
被災者の方達は、あの寒さの中で耐え忍んで来た事を
私自身も感じたから、私は必ず仮設に泊る事にした。

だから、南三陸に行って一度も布団で寝た事がない。
それも来月に行こうと思っているが、仮設も集約され
私の知らない方も多く居るので、どの様にしようか迷っている。

今や被災の方は、高台移転で家を建て、災害住宅に入居したりで
仮設住宅から移動されたのである。

被災地は高齢化が進み、仮設で互いに受けた災害が同じであり
互に味わった経験から、助け合う気持ちもあったが
それが離れ離れになり、孤独感を感じる方が多くなり
これからは個々になる事によって、精神的な支えが無くなり
被災の悲しみが、これから考える事になるだろう。

これからこそ、その方達のホローを行うべきであろう。





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Last updated  2016.03.14 07:48:11
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