劇団四季 「オンディーヌ」
今日は週末、会社帰り舞台を見てきました。劇団四季の「オンディーヌ」です。好評につき追加公演、となっていたものに席が取れました。今を去ること○十年前、まだ中学生だったころ同じ四季の この演目を見ています。その時の主役は 騎士ハンスが 今、何かと話題の北大路欣也、オンディーヌが加賀まりこ。今はすっかり名バイプレーヤーとして活躍の加賀さんですが当時は妖精のように可憐ではかなげ しかもセクシーで魅力的な 主役を張る女優さんでした。で、今回は いまや看板女優の野村玲子のオンディーヌに石丸幹二(初めて見ましたがなかなかイケメンで声もいい)のハンス、そして 水界の王に 名優 日下武史。浅利慶太の演出は ケレン味のない正統派で格調高くまとまっています。セリフの美しさ、よく練られたストーリー、小劇場の身近さもあって すぐに引き込まれました。2回の休憩ももどかしいほど 次の展開に心が踊る舞台で週末のひととき、別世界に飛ぶことができました。ここは自由劇場といって 四季劇場 春 秋 の隣にある500席程度の小劇場です。とても見やすく 音響もよく いい劇場でした。帰りのJRのホームに 先生に引率された修学旅行生がいました。四季劇場で ライオンキングを見たのでしょう。こういう東京の楽しみ方も いいですね。中学の時に観たオンディーヌが 我が演劇原体験、彼らも将来 きっと舞台が好きになるでしょう。そして 中学生ながらハンスとオンディーヌの恋心はしっかり理解していた私。。。なんか成長がないな、と思いながらもちょっと嬉しかったです。