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五十目寿男の芋沢日記

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2024年05月24日
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「舞子いじり」、この言葉を最初目にした時、筆者はその意味が理解できなかった。試みに近世風俗語辞典、性風俗事典、江戸秘語事典などで確認したが、そこにはなかった。だが、前後の文章を読むうちおぼろげながら理解できたように思う。その文章をそのままここに掲げで読者の理解に供します。
「日本に留学して、日本の医学者になった向こうの私の友人の話ですがね。上海では日本と同じように舞子いじりをする金持がいるわけですね。そういうものに提供するために、やはり三、四度くらい処女になれるというのですよ。手術をやるというのですね。どういう手術か知りませんが、当人が医者ですから、これはたしかでしょうが、三回、四回は楽にできるといっていました。」
発言者:村上知行・1899年-1976年、日本の中国研究家、翻訳家。

 これを読むと舞子いじりとは、金持が舞子を相手に遊ぶことを意味し、特には「水揚げ」を意味するものと思われる。その際には舞子の抱え主が「処女だ」と偽り、多くの金持客に何度も水揚げさせるため、処女らしい姿態を教えることもあったと読んだことがある。中国の場合は真実味を満たすために手術までするが、日本の場合はさすがにそこまではしていないのではないか。吉原などの花街に関するものを開いても、筆者はそこまでのものは目にしたことがない。もっとも、実際はあったかもしれないがそれは想像の域を出ない。
引用):1957年(昭和32)2月河出書房刊「文芸」増刊号「風流読本」p160座談会「風流文学教室」。


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最終更新日  2024年05月24日 02時00分10秒



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