先週、妻の今後の事について、担当医と話し合いを持ちました。「これから気管から人工呼吸器を外せるように様子を見ていくが、外せない場合も考えて欲しい。」という事でした。私は、「人工呼吸器を着けても、家で面倒を見る予定です。」と言ったら先生はびっくりしていました。先生の話では、人工呼吸器を付けるようになったら、多くの人は病院に預けっぱなしにするようです。病院も、市内の病院では受け入れてもらえず、遠くの病院になるようです。私は、syuichiさん達のブログを見ていましたので、人工呼吸器を着けても家で面倒を見るのが当然だと思っていました。私の方がびっくりしましたが、それが現実なのでしょうか?
家内の方は、今週に入り、人工呼吸器からの強制呼吸から、補助の呼吸との混合になり、木曜日から自発呼吸が主体になっています。強制呼吸の場合と比べて、呼吸量は約半分と少なめで、その分、呼吸数は多くなっていますが、血中酸素濃度は97%以上を保っています。心拍数も入院時は135もあったのですが、100以下になり、先週は80を切っていました。自発呼吸が主体になった今は、多少あがって84ぐらいですが、入院前よりは低い状態です。
人工呼吸器を着けるようになったら、家でどうしたらよいのか、本等で色々調べたりしています。出来たら、近くで、在宅で人工呼吸器装着者の生活を見てみたいとも思っています。その一方、徐々にではあっても確実に良くなっているように見える家内の状態に、一路の望みもつないでいます。この病気は確実に進行するので、もし、人工呼吸器を着けずに家に帰る事が出来れば、家内の生命力に万歳です。