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カテゴリ:社会
宇宙技術が日本を高める。2020年国産有人往還機始動。
最近日本人の宇宙飛行士のニュースをちらほら聞くので、 ちょっと今日は、宇宙技術の話題でも。
三菱重工が、2020年に国産有人往還機機能を持つ、 ロケットを打ち上げようと、プロジェクトを進めている。
グライダー風と称されるそれは、 大気圏で燃え尽きる宇宙輸送機「HTV」に、 有人宇宙往還機「HTV-R」という、 往還ユニットなるものを組み込み、 地球に戻れるように改良する。 地上の予定されている場所へ、 落下制御や、着水位置制御などには、 滑空技術応用し、グライダーの原理で無事、 操作できるようにする。
また、カギとなるのが、 「アブレーター」という耐熱素材。 素材自体が熱で溶けて、その気化熱で、 本体を冷やす。 比重が水の半分で、打上重量を防ぐ 良さもある。
2020年には、人や、物を、 ステーションなど宇宙施設に届けるだけでなく、 持って帰れるよう三菱重工側は意気込んでいる。
あまりなじみのない宇宙開発だが、 世界中では、宇宙ビジネスが具体化して、 かなりの予算と、技術を投入して進めているよう。 記事では、特に、スペースシャトルが今年退役する ようで、その後を追っている。
ロケットビジネスは、高度で、精密、繊細な技術と、 マネージメントが必要な分野だから、 日本人の良さが生かせるのではないだろうか。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の今川さん というプロジェクトマネージャーも 「日本の宇宙機器にはきめ細かさという日本らしさが息づいている」 と語っているので、是非とも新しい分野として、 成長してほしいものだ。
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最終更新日
2010.01.17 07:30:41
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