笹本敦史のブログ

2008/03/16(日)12:55

「UDON」うどん食いたい

映画(237)

監督 本広克行 テレビで鑑賞  劇場公開の時に少し興味を持った一方で、うどんで映画が作れるのか?と若干の不安を持っているうちに見損なった作品。  ある意味、不安は的中。うどんはラーメンと比べてもバリエーションが少ない。味の違いは本当に微妙なものだからネタになる薀蓄も少ない。というわけで、うどんそのものというよりも讃岐うどんブームをネタに頑固親父と奔放な息子の関係をトッピングしてキャプテンうどんという謎のスパイスをかけ過ぎてしまった感じ。物語の薄さの割りに妙に時間を長く感じる(テレビCMが入るせいもあるだろうけど)。  でもタウン情報誌の編集者がうどん屋探しのおもしろさに気づいて、ブームを起こしていく過程は観ていて楽しい。役者もそれぞれにうまくはまっているし、香川出身のタレントが何人かちょい役で出ているところも笑いを誘う。  それに観ていると、確実にうどんが食べたくなる。  というわけでそこそこ楽しめた。でも映画サイズではもの足りないだろうと思う。  

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