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火星人はいざという時パニックになるのかわけの分からない行動を取る習性がある。
本にも書いているが以前私が救急車でT病院に緊急入院した時のこと。 個室に入院した私は高熱でぐったりしていた。 その私の耳元でささやく火星人。 「この部屋の料金は一日○○円かかるんやて。お金ある?大丈夫?」 大体こんな意味のことを言ったのだ。 病人に話すことではない。入院費の心配など一番病人には聞かせてはいけないことだろう。 病人が気にしていても「気にしないで療養に専念するように」というのが普通だろう。 そしてまた別の入院の時。 そのときの状態は非常に悪く原因不明の40度以上の高熱で主治医が夫を呼んでいった。 「後三日くらいしか生きられないかもしれません」 その時も主治医の話の後私のところへ直行。 今聞いた話を熱でうなされる私に言う始末。 これも普通は本人に言う話ではない。コレを聞いた私がもしもうだめだと思って弱気になっていたら今の私はなかったかもしれない。 コレを聞いた私がそんなバカな死んでたまるかと思えたから何とか生還できたものの聞いたときは自分の耳を疑った。 それだけ普段から私を頼り過ぎる結果、いざという時自分で考えて行動が出来ないのかもしれない。 二回とも相談する相手が違うだろう。入院費の心配も病気の心配も本人に相談するな! そしてまた別の話。 フリーページにも書いているが数年前のお正月に私の父が心筋梗塞で倒れた時のこと。 手術室の前に集まった母、弟夫婦、私たち夫婦は父の手術が終わるのを待っていた。 お昼になっても食欲もなくまたそんな事にも気が回らなかった。 そのとき夫は子供のようにお昼を食べたい、お弁当を買いに行きたいと駄々っ子のように繰り返した。 お弁当の心配などしている場合ではなく誰もが父の命の心配をしていたときにだ。 皆あきれたような顔で夫を見ていたし私も家族の手前夫が情けなく思えた。 いくら自分の血のつながった身内でないにしても大人なら言っていいことと悪いことの脇前があってもいいはず。 俗にいざという時男性はオロオロするばかりで頼りない女性の方がでんとしているなどといわれるがそれにしてもうちは特別だ。 私より8歳も年上なのだからそれだけ人生経験も豊富なはず。 もう少し頼りになる行動でさすがといわれるようになってほしい。 そういえば病院でだけでなく阪神大震災の時もパニックになって大声で騒ぐだけで家族の無事を確認するのも忘れていた。 停電した真っ暗な中、大丈夫だからと家族に声をかけることも忘れていた。 いざという時さすがという働きをするから日ごろたいしたこともしなくて威張っているだけでも立ててあげようという気になるもの。 これからは(いざという時が早々あっても困るけど)パニックにならないでよろしく頼むよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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